エンジンオイルパンのシール類もこのタイミングで交換しておきたかったのですが、オーナーさんからのご返答が時間がかかってしまったこと等もありましたので、クラッチ等を取付けしてミッションも搭載してしまいます
エンジンバックプレートも綺麗に洗浄しておきました
そ~ゆえば、大昔にバックプレートを入れ忘れて再度ミッションとエンジンを分離させた記憶があります
洗浄しておいた純正フライホイールを取付けし、
新品のEXEDY製クラッチカバーとディスク
キッチリとセンターを出して取付け
なんとなく日付を記載w
ミッションを載せたら新品のレリーズシリンダーとダイレクトクラッチラインを接続
写真左側のクラッチフォークブーツもモチロン新品投入ですww
使用するミッションオイルはMOTUL/GEAR FF-LSD 75w-90
今回はミッション上部のコントロールレバー取付け部分から注油しておきます。
シルビアあるあるの、破れてミッションオイルが噴出してくるコントロールレバーブーツも新品へ交換しておきましょう
新品はこんな形w
コントロールレバー自体も綺麗に洗浄しておき…
ブーツを取付けしていきますが無理に取付けを行うと新品でも破れてしまうので、私は温めてから伸びやすくして取付けを行います。
特に冬場は注意が必要ですねw
ミッション本体へ取付けし、
最後にタイラップで締め付けておきます。
お次はヘッドカバーパッキン類も交換していきます。
エンジンオイルが滲み出して大変汚れていますね…
この段階で一先ず掃除を行い…
カバーを外していきます
残っているシール類等も綺麗に除去していきます。
綺麗になったところで新品のパッキンやタペットサーキュラーを使用し取付けを行います。
が… 取付ける純正のボルトに不満が
頭が+で規定トルクで締め付けを行うと何本かがナメル
ボルトを発注し、その間にプラグも新品交換しておきます。
不安でしかボルトを…
キチンと規定トルクで締め付けを行えるステンのキャップボルトへ変更
長さは二種類あります。
安心して規定トルクで締め付けが行えましたw
その後に綺麗に清掃しておいたイグニッションコイルも取付けし、
ハーネスも綺麗に清掃し取付けを進めます。
ブローバイホース関係もい全て新品に交換してしまいたかったのですが、ほぼ全て製廃
一ヵ所だけ絶対に交換したかったホースは奇跡的?に新品が出ましたけど…
いつのだろ??wwwwwwww
そうとう古い感じがしましたが、ゴムはちゃんと柔らかかったので安心ですwww
そしてCA18エンジンはSR20エンジンと違い、液体のシールだけでオイルパンを接着するのではなくゴムのパッキンも使用するのですが、発注してから部品が入荷するまで約二週間かかりました
他のお車と並行して作業を行っていますのと、ちゃんと新品部品が出てくれたので部品待ちの時間に文句は言いませんよwww
写真はありませんがエンジンルーム側でいつものようにエンジンを吊り上げ、下からもミッションを支えながらメンバーを降ろしていきます。
下からも支えることでエンジンのグラつきを抑えてますw
オイルパンの前側からもエンジンオイルが滲んできているのが判ります。
SR20と違いCA18はタイミングチェーンではなくタイミンベルトなので、フロントクランクシールは次回のタイミングベルト交換時に同時交換する予定なので今回は交換しません。
一度軽く掃除してあるので綺麗に見えますが、元々はオイルまみれの酷い状態だったオイルパン…
で、オイルパンを外してド~ンwww
はい、逆光ピンボケ~
エンジン側だとここの赤丸の部分にパッキンが取付けられます。
ちなみにエンジンのオイルパンを外すのにミッション本体ももう一度軽くエンジン側から抜いてます。
そうしないとバックプレートが邪魔をしてオイルパンが外れません
エンジン内部は綺麗です
オイルパン前後の赤丸部分にパッキンが取付けられます。
オイルパンに密着しているのが判りますよね?w
前側はオイルパンを外したら落ちてきましたのでエンジンに張り付けてみましたwwww
当然、新品に交換しますよwww
そしてエンジン側もオイルパン側も綺麗にシール剤を除去し洗浄していきます。
新品のパッキン
CA18エンジン搭載車をお乗りの方は、今の内に新品部品を確保しておく方が良いカモしれませんね。
今後、何処かのタイミングで製廃になってしまい部品の供給が無くなってしまうと大変です
取付けのイメージを計るのに念のため仮合わせを行いますwww
あ 交換が簡単そうなので、今の内にオイルエレメントも交換しておきます
が、結果的に後からでも簡単でした
綺麗に洗浄しておいたオイルパンにシール剤を盛って…
エンジンとドッキング
エンジンマウントやミッションマウントは次回交換予定。
オイルパン取付け後にメンバーも正規の位置へ取付けしたので、パワステホース関係も構築して取付けを行います。
シルビアのパワステタンクは内部にフィルターが内蔵されているタンクなので新品へ交換したかったのですが、こちらも製廃で手に入りませんでしたのでキッチリと洗浄して再使用となりました。
で、ここで良いタイミングで納期1.5ヵ月だったマフラーが到着
A'PEXi N1エボリューションマフラー
CA18用のマフラーは他のメーカーさんは何処も製廃でカタログにすら適合が載っていませんでしたが、A'PEXiさんだけCA18DET用でカタログ落ちしていなかったのでダメもとで問い合わせをしてみたところ、納期約1.5ヵ月ですが受注生産してくれました~
シルビアはCA18もSR20もNAとターボ用でメインパイプの太さ等は違いますが基本形状は同じなので取付け可能なんですwww
加工も一切必要ありませんwww
この辺りのシルビアが全盛期を少し過ぎるとNA用のマフラーって製造してるメーカーさんが少なかったので、昔はワンオフマフラー以外はターボ用をNA車両へ取付けすることも多かったですw
通販の安い爆音マフラーなんかはターボ車用をNA車へ取付けると排気が抜けすぎて下がスッカスカになりましたけど、コスパは最高でしたwwww
そして後々NAエンジンからターボエンジンへ換装や、ATからMT換装もかなりの数をこなしましたね~
その昔はVTECエンジンとSRエンジンばかり触っていた遠い記憶がwwwwww
今回もワンオフマフラーではなくコスパ重視とターボ用ではありますけど元々が車検対応品なので、街乗りしてても違和感も気になる感じも然程ありませんねwww
あ、この年代のお車達は余程おかしな形状などしていなければ音量だけ気にしておけば車検はほぼ大丈夫ですwww
で、半分朽ちている純正マフラーを取り外し、
穴だらけなので、あちこちから水がポタポタと落ちてきますw
そしてN1エボリューションマフラーを取付け
レボリューションではありません、エボリューションですwwwwww
程良い快音
タイヤ交換は事前にしておき最後は四輪アライメント調整
タイロッドエンドも新品へ交換したのでクルックル回ります
そして完成~
めちゃくちゃ喜んでもらいました
次回はタイミングベルト関係一式の交換と、そのうちボディーの凹みや塗装もなんとかしたいですね(;^ω^)
それでは、また
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