お盆休みも、あっちゅ~まに終わりましたね
私は結局13日と14日のお昼過ぎ頃までの約一日半の夏休みでしたww
年明けの正月休み以来の休日だったのですが、たったの一日半てwww
なんだか泣けてきた…
ま、それはさておき、かな~り(約2年)の歳月をお待ちいただきました大親友のF22 M235用の全長調整式で減衰力20段調整なうえ、フロントピロアッパーマウントでキャンバー調整式の弊社オリジナル車高調がやっとこさ完成しました~
リアは純正アッパーマウント使用
リアダンパーのステッカーは上下逆でしたので貼り直しましたwww
あれこれと試作を何度も繰り返してやっと…
ホントに長かった
まぁ、頑張って何度も作り直してくれたのはダンパー屋さんですがw
何故にそんなに時間がかかったかと言いますと、フロントのキャンバー調整式のアッパーマウントの形状がかなり特殊でしたので製作に時間がかかりました
ですが出来上がりの完成度は非常に高いですよ
ほれ
E型とは全く違いますしM2とも違った…
F22 M235用ですが、ひょっとしたらF型のM135も使えるのカモ…
どちらにしてもF22 M235以外ですとF型1シリーズと2シリーズのみかな、と思います。
F32 435とも違いましたし。
いずれにしてもE型のアッパーマウントよりもかなり大型のアッパーマウントですので、E型の時よりもキャンバー角はネガティブに持っていけます
オプションでフロントはモーターが取付け出来ますのでEDFCでの減衰調整は可能ですが、リアはモーターの取付けが出来ませんのでEDFCでの減衰調整が出来ません。
それでは早速取付けいってみよ~
の前に、…
純正タイヤが本気でヤバい事になっていましたので、本当は同時に取付けるか、どちらかとゆえば車高調よりも後に取付ける予定でしたタイヤ&ホイールを、手持ち在庫のホイールで現車でマッチングを確認して先に用意をしておりました
で、ヤバい事になっていた純正タイヤはこのような感じでして…
そこまで古くはないと思うのですが、ミシュ〇ンに多い現象ですね。
中のワイヤーも完全に見えておりました
で、本国バックオーダーをしていたホイールが入荷してきましたので、まずはいつも通りのガラスコーティングを施工しておきます
裏表に万遍無くコーティングを施工しタイヤを組み込むまで数日寝かしておきます。
その後、タイヤを組み込み完成~
ホイールはイスピリFFR1の19インチで、カラーもオプションカラーのカーボン-グレイ-ブラッシュドと、タイヤはアドバンスポーツの新型V107の高級な組み合わせ
少し前にホイールは装着していましたが、やはり車高の高さが気になりますw
それでは車高調の取付けいってみよ~
ダンパー屋さんが頑張ってこちらのオーダー通りにダンパーを製作してくてましたので、ここからは私のセッティング次第でどうなるか、ですw
大親友はサーキット走行なども一切せず、ぶっ飛ばす系ではありませんのでとにかく街乗りの乗り心地と、車高などの見た目重視でセッティングしていきます
まずフロントは予定通りに低反発6インチ直巻き9キロのスプリングを組み込み、プリロードはほぼゼロで取付けします。
フロントはさほど何も問題がなかったのですが、ここからリアが結構ハマりました
が、約1週間の間、毎日毎日トライ&エラーを繰り返しまして、絶対に満足してもらえるであろう出来栄えになりました~
最終的にリアは低反発6インチ12キロの直巻きスプリングでデュアルアジャスター仕様で、ストローク確保とメインスプリングの性能確保のため、珍しくヘルパースプリング仕様となりました
リアはE型とはロアアームのスプリングが乗る部分が変更されており直巻きスプリングが直巻きシートを轢くだけでは直置きが出来ないような作りになっていますので、車高調メーカーによってはリアスプリングは専用品を製作しバネレート変更が出来ないようになっています。
ま、これはE型の時もメーカーによってはありましたけど。
ですが私の求める車高調とは好みやセッティングに合わせてバネレート変更も出来なくてはいけませんので、今まで通りのアッパー側ではなくロア側にボルトで固定するアジャスターを取付ける仕様になったのですが、上側の純正の皿部分の内径もあまり広くないのでID65の直巻きスプリングを直で入れようとすると9キロ程度までしか入らないのと、ID60にした所でバネレートを上げていくと結局収まらなくなる可能性もありましたので、上側にもアジャスターを採用し直巻きスプリングが皿部分には入り込まないないようにしましたので、今後ID65でバネレート変更も自在に出来るようにしました
そして今回ヘルパースプリングを導入した理由は、メインスプリングがデュアルアジャスターにしたことにより本来セットアップしようと考えていた8インチや9インチのスプリングが長すぎて入れれなくなったため、メインスプリングだけでは逆に短すぎて街乗り領域ではダンパーのストローク量が少なくなってしまうので単純にストロークを増やしたかったのが一つと、もう一つがBMWのリアのようにダンパーとスプリング一体化していない作りですと下記の写真のようにスプリングが反ってしまう現象が起きてしまうんです。
写真はネットから拝借いたしました。
実はスプリングは反っていると本来の性能を100%発揮できないんです…
なので、もう一度こちらの写真のメインスプリングの下に取付けられているヘルパースプリングをよ~くご覧いただきますと、ヘルパースプリングだけが斜めに傾いていて左側と右側で隙間が違うのがお判り頂けると思います。
写真は0G状態
路面の段差などでダンパーが大きく伸びる時はヘルパースプリングも伸びてストロークを稼いでくれるのですが、1G荷重がかかってヘルパースプリングの左側(車体内側)が完全密着している時も右側(車体外側)は実は5ミリ程度隙間が空いているんです。
なので1G状態でもメインスプリングはほぼ理想の取付け状態となるのです。
これによりメインスプリングが100%に近い性能を発揮できるのと同時に、実は乗り心地も物凄く良くなるんです
ヘルパースプリングの使用ではありませんが、ジムカーナなどの競技でもメインスプリングを同じように極力真っすぐに動かそうとするパーツもあり、取付けるだけでタイムが上がる方が多く、ジムカーナ車両の多くは普段街乗りしますので乗り心地も良くなると評判みたいですよ
そして車高も数回変更し、
フロントホイールのサイズは19x8.5jでしたがキャンバーを調整して12ミリのスペーサーを追加し完成~
すげ~恰好良い
あ、最終的に軽くフロントフェンダーも加工しましたw
そしてレーダーも撮り付けし、
モニターは慣れた視線移動で見やすく邪魔にならないここに
完成~…
と、言いたいところですが、純正EDC(電子制御ダンパー)のキャンセルコーディングがまだ出来ていませんので完全な完成ではありませんが、一先ず納車し乗ってもらっていますが乗り心地最高だそうです
これだけでお互いテンション上がりますよね
ちゃんとガチでセッティングしてますから苦労が報われます
今後中古車でM235を量産しよう
それでは、また
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