WSBK スーパーバイク世界選手権
6/14-6/16 第4戦 ミサノ
女子モーターサイクル世界選手権 初開催のラウンドでもありました。
(その話は後ほど)
YSSサスペンション レーシングサポートライダーの
ヤリ・モンテッラ選手 WSSP
ミルコ・ジェンナイ選手 WSSP300
が入賞しました。
WSSP スーパースポーツ世界選手権
ドゥカティ パニガーレV2(Barni Racing Team)
イタリア出身のモンテッラ選手、Ducatiにとって地元のレース。
結果は、レース1/レース2ともに2位
レース終了時点のポイントラインキング2位となりました。
WSSP300 スーパースポーツ300世界選手権
ミルコ・ジェンナイ選手
MTMカワサキ NINJA400
2003年3月7日生まれ、イタリア フィレンツェ出身。
レース1で3位入賞。
ジェンナイ選手は今シーズンからMTMカワサキに移籍後、初の表彰台獲得となりました。
日本人 女子ライダーが孤軍奮闘
さて、
ここからはYSSとは関係のない話になります。
今大会のミサノ戦は歴史的なイベントで、女子モーターサイクル世界選手権(WordWCR)が初開催されました。
つまりWordWCR 第1戦目ということです。
参加したライダーは総勢26名。
イギリス、スペイン、イタリア、チェコ、ノルウェー、オーストリア、フランス、ドイツ、ウクライナ、ロシア、イスラエル、南アフリカ、オーストラリア、台湾、アメリカなど、国際色豊かです。
そして日本からは、平野ルナ選手がただ一人、参戦。
言葉は通じない、海外サーキットは初めて。
バイク(YZF-R7)は事前テストで初めて乗る。にもかかわらず、マシントラブルのため、ほとんど走れず終い。
イタリア人メカニックには翻訳アプリ?を使って、言葉を伝える。
セッティングもままならない状態で、決勝スタート。
という状況だったそうです。
レース1再:スタート19番グリッド/決勝14位
レース2:スタート21番グリッド/決勝16位
さて、レースとしてのWordWCRを観た筆者の個人的な印象としては、
「思っていた以上に、バッチバチのバトル」
平気でマシンをぶつけていますからね。
レース1 マリア・ヘレラ選手 VS アナ・カラスコ選手
レース1 結果
1位:マリア・ヘレラ選手
2位:アナ・カラスコ選手
3位:サラ・サンチェス選手
レース2 結果
1位:マリア・ヘレラ選手
2位:サラ・サンチェス選手
3位:アナ・カラスコ選手
以前から、トップ争いをしているライダーを知っていたので、上位勢のメンツは予想どおりでした。
アナ・カラスコ選手は昨年までMoto3で走っていて、2018年には、女性初のWSSP300世界チャンピオンを獲得しています。
今回、表彰台を獲得したライダーの中では日本で一番、知名度が高いのではないでしょうか。
惜しくも表彰台に届かなかったベアトリス・ネイラ・サントス選手は、当ブログでも取り上げていますが、女子ヨーロッパカップ スーパースポーツ300(Woman European Cup SS300)で4年連続チャンピオンに輝いてます。
サラ・サンチェス選手は、レースキャリアが長く、女子ヨーロッパカップ スーパースポーツ300でネイラ選手のライバルでした。
最後に
2レース連続で女子モーターサイクル世界選手権初の勝利者となったマリア・ヘレラ選手は、MotoE(世界最高峰の電動バイクレース)に参戦しているライダー。
MotoEマシン:最高速275km/h、150馬力、車重およそ220kg
フィジカル面などを考慮すると、ヘレラ選手は優勝、もしくは優勝争いの最有力候補だと思っていました。
とまぁ、レースはいろんな楽しみ方があるので、興味を持たれた方はぜひ、ご覧になってみてください。
バイクメディアでも、平野選手の記事が読めます
執筆
YSSサスペンションはどんなメーカー?
https://garage-shonan.wixsite.com/info/yss-suspension
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