AP1 S2000の
リアデファレンシャルをオーバーホールします。
まずは分解→洗浄→点検の順番。
これらの部品は再使用しませんが、
オーナーさんへ報告のために亀裂チェック。
ベアリング類は全て交換。
ピニオンギヤのベアリングレース圧入中~。
純正とは異なるギヤ比のリングギヤセットは新品交換。
歯当たりとバックラッシュの調整を行って、
イイ感じに値が揃ったら作業完了!!
・・・ではございません。
このあとリングギヤを再び取り外して、WPCを施します。
他車流用の部品は、
WPC処理の前にマッチング確認をしておかないと、
後で大変な事に成り得ますので、先に仮組みしておくのです。
再度組み立ててから歯当たりとバックラッシュの確認。
既に適正数値は出ておりますので、サクサク作業できます。
いつも通りにピニオンギヤを一旦抜いて、
サイドベアリングのプレロード調整。
で、再び組んで最後の調整。
これは経験上、辿り着いた組み方になります。
大容量デフカバーの新品取り付けをしてデフASSYが完成。
この部品を付ければ壊れない模様です。
やはり純正仕様のデフオイル1L弱では足りないのでしょう。
交換サイクルを早めても壊れてしまう個体もありましたので。
オイル容量を大きくしての故障率は今のところゼロとなってます。
デフASSYを車体へ取り付け。
今回はマウント類も交換。
無限のエンジンマウントとデフマウントです。
つづく・・・