何年間か動かしていなかったらしいので、
ブレーキキャリパーも点検です。
思った通りに錆びだらけでして、
きれいに洗浄してから組み付けます。
スチール製キャリパーは丈夫なんですけどね、
錆びてしまうのが困りますね。
錆び止め塗料を塗布してシール類は全てリフレッシュ。
ブレーキマスターバックの錆びを落として塗膜を修正。
マスターシリンダーもインナーキット交換です。
タイミングベルトまわりも一新します。
クランクシャフトのタイミングギヤが抜けません。(汗
なぜか多くの整備士さんがやりたがる、
ゴムパッキンへの追加液体パッキン。
液体パッキンなんか塗らなくても水漏れしません。
寧ろ、それが原因で漏れたりする方が多いです。
余計な仕事が増えて困ります。
オイルシール交換中~。
オイルシールのリップ部がひっくりかえらないように、
慎重に圧入です。
タイミングベルトを張って、
バランサーシャフトのタイミングベルトを張って、
タイミングベルトカバーの、
ここのパッキンが劣化していまして、新品へ交換です。
クランクプーリーボルトを規定トルクで締め付け。
タイミングベルトまわりが整ったら、
バルブクリアランスの調整です。
フロントハブベアリングを交換します。
ナックルアーム小組完成。
ボールジョイントブーツも新品。
フォグランプが片目しか点灯しません。
フロントバンパーを取外して点検。
中華製と思われるHIDが付いていました。
バーナーが不良だったのですが、
一時期流行った中華製HIDも、
最早廃れてしまっておりまして、今はLEDが主流。
無理やり加工して付いていたHIDキットなので、
ランプ本体の修復が難しかったのですが、
なんとか国産LEDバルブをセット。
しばらくはこのままイケそうです。
中古新規検査は無事通りましたが、
平成12年式と微妙な古さで、
部品の生産終了が多くて時間が掛かってしまいました。
海外製の部品も組み合わせれば何とか延命は出来そうです。
おしまい。