いきなりタイトルとは異なる車両のエンジン。

D15Bのタイミングベルト交換中です。

こんなのをやりながら・・・

 

 

 

 

DC2 タイプRがご入庫。

オイル漏れのため、

ディーラーさんが車検を受け付けてくれないとの事。

ステアリングラックからのオイル滲みがありました。

 

 

 

トランスミッションシフトロッドオイルシールからの

オイル漏れ。

オイルシールだけ取り替えればオイル漏れは止まりますが、

何故か異音が激しく出る為に一度分解します。

 

 

 

 

 

一方で緊急入庫したS2000。

3速ギヤが欠損してます。

これもミッション分解。

 

 

 

 

 

 

こんなのも同時進行。

アクティトラックのタイミングベルト交換と冷却水漏れ。

通常、一般車両のメンテナンスはやらないのですが、

色々あってお引き受け。

 

 

 

 

 

 

なので、こんな状態になっております。

 

 

 

 

 

 

こういう時は、どれを優先させるか?ではなく、

早く仕上げられる順番に手を付けていきます。(汗

S80ミッションを分解して、

再使用予定の部品を亀裂チェック。

 

 

 

 

 

 

 

ミッションケースはきれいに洗浄。

 

 

 

 

 

メインシャフトスラストクリアランス調整と、

デフのサイドベアリングクリアランス調整。

 

 

 

 

 

 

 

異音の原因はベアリングの虫食いでした。

ベアリングは全て新品交換して、

ミッションケースの結合準備。

 

 

 

 

 

 

きれいになって届いたステアリングラックASSY。

今やリビルド品もコアが無く、現物修理対応です。

納期も掛かり価格も上がりました。

 

 

 

 

 

 

 

切れてしまっていたエンジンマウントは無限製を使います。

 

 

 

 

 

 

 

作業中にブレーキマスターからのお漏らし痕を発見。

 

 

 

 

 

 

 

修正します。

 

 

 

 

 

 

 

リザーブタンクにあるセンサーの配線が朽ちておりました。

こちらも修理します。

 

 

 

 

 

錆びを落として再塗装。

 

 

 

 

 

 

 

 

ブレーキキャリパーも錆びを落としてシール交換です。

 

 

 

 

 

 

 

インテグラ タイプRの96スペック、

ABS無し用の純正補修部品が生産終了との事で、

社外品も対応表に記載がありません。

色々調べて適合品を取寄せました。

 

 

 

 

 

 

 

キャリパーは徹底的に錆びを落として

耐熱塗料で錆び止めします。

いずれまた錆びてしまうのですが、

スチール製キャリパーは定期整備するしかありません。

長く乗るつもりの方は部品の確保が重要です。

 

 

 

 

 

 

 

 

ブレーキホースはステンレスメッシュホースへ交換。

純正品より耐圧性は向上しますが、

寿命は短いので定期交換必須です。

 

 

 

 

 

社外部品を上手に活用して、

整備維持していくのが良いかと思います。