なんか懐かしい。
と、同時に大変だった頃の記憶がよみがえってきました。
そこはとあるビルの中にある住居で、本来ビルのオーナーさんのご親族のために設計された間取りだったので、ビルの一階から二階、そして屋上というかなり広いスペースを、実家を建て直す間知り合いということで格安でお借りしていました。
駅の真横にあり、商店街の中にあり、壁を一つ隔てた隣室がカラオケスナックのため朝から晩まで音の洪水でした。
ちょうど僕はその頃受験勉強中でしたので、この途切れることのない音の暴力にはかなり参りました。
ちなみに、そこに住まわせてもらっていた間に、一部の生活用品以外の荷物は全て工務店さんの倉庫に預けておいたのですが、その際にダンボール箱何箱分もの荷物が消えてしまいました。
ギターと大切なJCM800のマーシャルアンプだけは預けずに持ってきていたため無事だったことは幸いでした。
当時時代はバブル経済に突入したあたり。
夕方過ぎに帰宅のため駅の改札から出ると、ジャパゆきさんと言われた熱帯地方から来た女性たちが生地の面積が少ない衣服(ボディコン)を纏い、シャチョウ、シャチョーと熱心に勧誘していました。
それかから日本経済もまったく振るわなくなり、客引き姿を見かけることは無くなりましたが、近年また復活したようでした。
けれど新型コロナ騒動で今はどうなんでしょうね。
まぁ、お客さんのお宅にお邪魔するのは午前中ですから、どのみち客引きには合わないでしょうし、そもそも電車では行きませんから駅前は通りません。
明日はお客さんとも仕事の話だけではなく、そんな昔話が出来たら良いですね。