4AG 20V LINK ECU現車合わせセッティング | GARAGE-ANNEX

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出張作業は毎度お馴染みウチダカーワールドさんのダイナパックお借りしてLINK ECUの現車合わせセッティングです。


2年ほど前に当社でリビルト+α仕様のオーバーホールしたエンジン搭載のAE111セダンGT。今回オーナー様持ち込みの中古のBLITZのハイカムを組み込んで、純正ECUからLINK Plug-in制御に変更してダイレクトイグニッション化します。


エンジン本体はリビルト+α仕様なので、AE111純正0.5オーバーサイズピストンにTRDの0.8ミリのヘッドガスケットが入ってます。今回取り付けるハイカムは264 9ミリリフトと刻印有りますが、詳細は不明です。VVT活かしてエキゾーストのカムプーリーも純正で組みました。


吸気はTOM'Sのインテークシステムですかね。更に純正のインダクションBOXが改造されて付いていて、中に40Φまで絞る形状のファンネルが組み込まれてます。かなりな絞りこみなのでどう出るかな。


排気はフジツボのエキマニに、SARDのスポーツ触媒にほぼワンオフ仕様のマフラーが装着されてます。50Φなので高回転はかなり厳しそうですが、街乗りの実用域重視して部品選択しているとの事です。




ダイナパックで回転固定して各アクセル開度をマッピングして行きます。




気温は意外と高かったですね。雨上がりで湿度も高いので条件は余り良くない感じですね。




ダイナパックtcf1.0で145.1馬力でした。シャシダイだと174馬力位ですかね。ピークパワーよりも街乗りの実用域を重視した仕様なので、高回転はやはり厳しいですね。




トルクは5000〜7000回転が結構出てますね。



ちなみに今日は湿度が高かったので、湿度の補正いれたSAE規格だとシャシダイ換算すると180馬力位でした。


ピークパワー重視ならインダクションBOX無しで、絞り無しのファンネルにして、抜けの重視の60Φマフラーにすれば、10馬力近くは乗りそうな感じですね。


実走行するとこの仕様も街乗り乗りやすいので、オーナー様の使用目的には合ってる感じだと思います。


明日も出張作業になりますので、お店は定休致します。