4-05-13 サルジルシ | ヤマダ・マサミ ART&WORK 検:ヤマダマサミ

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主に仕事に関わる、特撮、怪獣がらみのブログです。
ときどき、猫が登場します。

4-05-13 サルジルシ

先日のホビーラウンドの設営模様です。

ソフビ界でヘドラは安定の人気なんですが、お客さんの中にジェットジャガーを好きな人が何人も居て、嬉しかったです。90年頃まで不人気でしたからね。ぼくもとくに好きなわけでないんですが、図鑑を作る時にしみじみと写真を見て、本当によく出来ている事を実感します。安丸さんの手腕はもっと評価されるべきなんです。

ジェットジャガーは大人になって振り返ると、不遇な時代に翻弄されて(第2次怪獣ブーム末期、オイルショックからの制作費節減など)同情を寄せる感覚が芽ばえ出し、同時に、どうしてアメリカで人気があるのか不思議でならなくなりました。で、フェイスブックで知り合ったアメリカのファンに聞くと、ケーブルテレビで「ゴジラ対メガロ」ばっかり1日じゅうやっている、と(笑)。選択肢がないので好きにならざるを得ないと。

ゴジラのドロップキックも、クール! だと言うので、時代はコレだ! 

去年のゴジラフェスで現代に甦ったジェットジャガーを見て、なんだか感慨深いです。魅力再燃で素敵になって戻って来たんですから。ジェットジャガーはこれから人気が出て来ると思うんです。

キンゴジは趣味で選んだところもありますが、怪獣が車に乗った元祖が、オーロラのモンスターゴーカートシリーズでした。怪獣ブームのとき、デパートの舶来品コーナーで見た事がありました。怪物たちが車に乗ったプラモデルです。ゴジラも出ました。それがキンゴジだったので。

付け加えると、オーロラがキンゴジを選んでプラモにしたため、マルサンはそのまま踏襲してプラモもソフビもキンゴジでスタートでした。

 

今回、マンガ家でゴジラVSシリーズからデザインで映画に参加している西川伸司さんにヘッダーの絵を頼みました。打ち合わせでこんな感じですかね? とさらさら描いてくれた瞬間、これで! このままで良いです。これで行きましょう。まぁ、さすがですよね。ドンピシャの構図、魅力在るキャラクター。個人的に、この絵でTシャツが欲しいです。

 

この日のトークショーはボークスの新作といままでの回顧。キットが育って行くのは、お客さんが大事に完成させるから。相互の関係なくして素晴らしい商品になりません。この日のお客さんたちの応援が新作を世に出させるんです。楽しいイベントでした。