23-12-04 ぽこん! | ヤマダ・マサミ ART&WORK 検:ヤマダマサミ

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ときどき、猫が登場します。

23-12-04 ぽこん!

いきなり「ぽこん!」と音がする。江戸時代のビードロみたいな音です。なんだろうと思うと、正体は新しく買ったペット用コタツのサーモスタットの反応です。温度が下がってスイッチが入るときに音がする。

先月、18年ほど使ったコタツが壊れて買い換えました。

そのころはまだペット用コタツがなくて、小型の人間用コタツを天板を外して使っていました。猫は上にも乗りますから、天板を外すと電熱器が近くて床暖房さながらのぬくさです。人間用といってもぼくは入らないのでそれで良いのでした。

11年前、引っ越しをして公園の猫を引き取ると、その人間用コタツの上にペット用コタツを乗せて、上に美也が、下にゴエモンとシロちゃん夫妻が入りました。

ゴエモンが亡くなって2回目の冬になります。新しいコタツに合わせて下敷きにするマットも新しくしました。猫は吐瀉しますから、それまでラグを4つ折りにして床で使っていましたがすっかり汚れてしまった。

そうしたら、自分たちの臭いがないので、シロちゃんが入らない。と、そこへ美也が入った。もともと自分のコタツで苦手なゴエモンが居ないものだから。するとシロちゃんは行き場がなくて窓際へ行く。これでは風邪をひかせてしまう。

あわてて上の段用にペット用コタツを新調。実はとうに壊れて形だけのコタツでした。床が暖かいのでそれで美也は満足していたんです。

天井と床が暖房となって、美也は戻ってくれました。シロちゃんもどうにか下のコタツに馴染みました。どちらも19歳ですからね。コタツへ入ってくれるだけで嬉しいです。

 

ペット用コタツは2つとも2年ほどで壊れたんです。ヒューズが飛んだのかそういうオモチャ的なものなのかは分かりません。ただ、箱の中が好きな猫はコタツそのものが大好きで、スイッチが入らなくても中へ入るんです。

しんこは、洋種の血が入ってダブルコート毛で、コタツにまったく興味がなかった。なのに、9歳になって野性味がなくなったか、壊れたコタツの中へホットマットを敷いたら気に入ってしまった。

我が家はコタツが3つあります。電気代を考えるとなにも買えませんけど、苦楽をともにしてくれる猫たちなので。

ホットマットはゴエモン用にプレゼントでもらった物です。試しにぼくが寝る時、しんこがぼくの足元で寝るので、ホットマットを毛布に挟んでみると、これもとても気に入ってくれた。ぼくも足元が暖かい。

ところで、「ぽこん!」。

なんか、カワイイ音です。これ、居なくなった猫が戻って来て、ここに居るよ、と言っているような気になります。コタツを覗いたらゴエモンが居たらいいのになぁ。

まだまだ寂しいです。ゴエモンが、ここにいるよ「ぽこん!」とやっているみたいで、この音が気に入りました。いえそんな、怪奇現象ではないんですよ。

 

 

 

 

 

 

 

 

「ブギウギ」ネタバレ。

 

「大空の弟」。ああ、そういう意味か。ついつい気になって解説を見てしまった。

笠置シズ子(シヅ子)は養女で、2つ下の弟は両親の実子、ドラマのように血は繋がっていなくても仲の良いきょうだいだった。そして出征して、大空で散った。服部良一が心に穴が空いたシズ子のためにつくった歌が「大空の弟」だったと。

その歌、YouTubeで捜したんですが見つからない。音声は残ってないんでしょうか。木曜の回でスズ子が歌うようです。予告によれば。

ドラマの六郎がとっても可愛かったので、あの駄目父ちゃんをしゃんとさせるための戦死かなとうすうす思っていました。つらいなぁと。しかし、笠置さんの実話なんですね。

六郎の戦死。週タイトル「大空の弟」。これは悲しい。人懐こい、無邪気な六郎に泣けてくる。

六郎を演じた黒崎煌代(こうだい)さんは、21歳の新人で、父親がアメリカで映像の仕事に就いていたことで洋画のDVDや資料が自宅にたくさんあって、最初に見た映画が「スター・ウォーズ」だったとウィキにありました。映画の著作権を学ぶため法学部に進学、独学でCGも学んだとも。でもすごいのはその先のようですね。

 

「ブギウギ」六郎役・黒崎煌代の素顔とは

https://www.youtube.com/watch?v=tbODA17MBpw

 

「さよなら ほやマン」予告編

https://www.youtube.com/watch?v=_amYqTD59dk

 

「ほやマン」見たいです。

六郎くんとはお別れになりますが、黒崎くんが出る映像はこれから応援していこうと思います。

 

これからの「ブギウギ」は、戦争をはさんで、戦後をたくましく生きていく日本人像を描いていく。たくさんの尊い犠牲の上に、日本がある事を改めて想うんです。

 

「ゴジラ-1.0」のヒットで、ケーブルテレビで山崎監督の「三丁目の夕陽」シリーズや「アルキメデスの大戦」をやっていました。

自分の親や祖父母の時代。高度成長期はぼくも覚えています。あの昭和の暖かい懐かしい時代。

とはいえ、後戻りはしなくて良いのです。出来ないし。これからの未来、争いごとがあって欲しくないのです。