23-07-24 お疲れ様でした!
350名収容できる星陵会館ホールが埋まりました! なかなか迫力ある光景です。みんな、どの人も、すべての人がウルトラ警備隊を観に来たのです。同じ目的の輝く瞳。たぎる想い。むせぶような熱意。
いやホント、冷房が効かないなんていまどき滅多にないですよね。かといって熱狂というには皆さん礼儀正しい。だから出演者たちも襟を正して下さった。いささか戸惑いの表情で、「うわぁ、こんなに来てくださった・・・」と言うニュアンスが遠目で見てとれる。
まるでレジェンドたち神々の荘厳な祭壇の空気。であるかと思えば、いきなりマムシさんの歯切れのよい毒舌芸。あの頭の回転と活力はすごすぎです。350人のお客さんの感情をゆさぶる指揮者みたいでした。
森次さん、最終回のセリフをやって下さった。ひし美さんも、あの可愛いアンヌさながらのお茶目な返しを見せてくれました。満田監督が2人をあの最終回の場面に戻してくれる。監督に、演出のお話に加えて、「Fourth Gate Open!」までやってくれましたねぇ。
ビンさんの尽力です。簡単にやれる会でありません。「ウルトラセブン55周年」のハイライトがこの日だったと実感します。
参加された客席のすべての皆さんが同じ感慨を抱いたと思います。
そして一人一人と握手をして送り出すビンさんの気配り。
自分がスタッフにいながら当日知るびっくりもあるんです。
なんと、ポインターが来た! 初めて見ました。圧倒的な存在感です。オーナーの城井さんともお話し出来ました。こういう時に出さないわけにはいかない、と言うご判断だと。ファンは有り難いですよね。ビンさん、花を添えてもらって嬉しかったと思います。
生前の成田さんが嬉しそうに言ったことがあります。三菱重工にいる人がホーク1号は航空力学から見て(カナードをつければ)じゅうぶん飛ぶんですよと言ってくれたんですよ。嬉しかったですねぇ。ポインターを作った人もいるんですよ。子供のように自慢された。
花、と言えば、開田夫妻からお花が届いていました。この間のシカゴのイベントでビンさんと一緒だった。
お花、冬木先生からも届いていました。
ウルトラ警備隊4人衆と満田監督に加え、飯島監督の奥様がいらしてくれました。新東宝の女優、矢代京子さんその人です。
帰りがけ駅の途中まで送りました。監督に恩返しのような事は出来ませんでしたが、奥様には素直に言えました。飯島監督はぼくらにとってお日様でした。監督の生み出した作品に照らされて育った。
ゲストで佐野史郎さんや清水マリさんも来てくれました。
マリさんと会うのは久しぶりで、いろいろお話し出来ました。
演目、大西ようこさんのテルミンとビンさんの朗読、遠峰あこさんのアコーディオンと歌とお喋り、マムシさんを加えて浅草演芸の話が始まって「浅草の唄」をマムシさんの生声で哀愁こめた歌唱も忘れられません。そうしたら、森次さんも、ちょっとだけ歌のさわりを。シャンソンの持ち歌がありますからね。歌いたくなったんですかね。
冒頭、渡辺克己さんの朗読、文章をやらせてもらいました。むかしの城達也さんの「ジェットストリーム」ばりの良い声なんですよ。
今回、内助の功に務めてくれた西塔さん、次は舞台ですよね。
閉会後、会館の中、内輪で打ち上げ。マムシさんはマリさんのお父さんの清水元さんの方を知っていたそうです。話が止まらない(笑)。
M1号の西村夫妻、河崎監督夫妻もいて、歓談。ウルトラ警備隊8番目の男のヘルメット登場。驚きました。
本日のクロージングは、新橋へ移動して、遠方から来てくれた常連の方と合流してささやかな慰労会。ビンさん疲労で見るからに疲れていたのが、血色が戻って、安心して散会です。お疲れ様でした。みなさん、ありがとうございました。
追記。
星陵会館の担当女史、麻布笄町の出身で、なんだ、中学の後輩じゃないかとビンさん。何度も打ち合わせして、最後の日に分かる不思議。
不思議なえにしと言えば、今回のお土産のビン・プロモーションの封筒のレプリカは、いまから40年前に雑誌の取材をしたとき、西村さんにビンさんを紹介してもらって、サインを封筒に入れて渡してくれたものを、ベースにしたんです。デザイナーの吉野さんが気に入って、パンフをつくった余力で綺麗に再現してくれました。お宝ですよ。人数分しか印刷していません。
追記その2。
司会の早川くん、ビンさん補佐の久保田さんの2人の労力はすごかったと思います。ビンプロOBの藤田さんチームが音響、照明を担当し、吉野さんチームは劇団員の女性たちが会場係をやってくれました。またチケットを買いながらボランティアで受付をやってくれた金子さんと乾さん、誰ひとり欠けても成立しませんでした。全員朝8時45分集合。
ぼくは一兵卒で上へ下へ雑務を担当です。無愛想で申し訳ありませんでした。
40年前の同人誌時代の永瀬さんと会う事もかないました。
情報量が多すぎて、整理がつきません。ウルトラ警備隊に乾杯!