わたしのたましいの飢え渇きを潤す王
詩篇23章5節
「わたしを苦しめる者を前にしてもあなたはわたしに食卓を整えてくださる。
わたしの頭に香油を注ぎ、わたしの杯を溢れさせてくださる。」
先週の日曜に礼拝の中で持たれたグループディスカッションで
とてもとても心が温かくなるような分かち合いがあったので書いてみます。グループのある方が、ダビデの時代にあった、旅人をもてなすしきたり/慣習について教えてくださいました。その時代には、旅人を受け入れる宿屋の主は、旅人のために食べ物と飲み物を提供するというルールが決まっていたそうなんです。食事がおわった後に、宿の主人は多くの場合に旅人にワインを差し出すんですが、その時に、もしワインがグラスの半分までだけ注がれたなら、それは宿の主人が自分に課されている義務をすべて満たしたということを意味していて、つまり「旅人の方よ、もてなしが全て終わったので、もう退席してください。」と伝えているということ。逆に、グラスの一番上まで溢れるくらいにワインが注がれた場合は、もっと長く居て共に時間を過ごしてください、という意味があったそうなんです!!
つまり、この箇所から受け止めることができる神様は、私たちのことが大好きで
もっともっと長い時間、神様のそばにいるように勧めてくださってる、ということなんです。
私たちを苦しめる敵を目の前にしても、神は、食卓を整えて、私たちにもてなしてくださる。
そして、もっと長く居てほしい、というサインを込めて、グラスを溢れさせてくださいます![]()
