
歌姫/最終回
最終話視聴率 = 6.0%
(初回視聴率 = 9.4%)
(2話視聴率 = 7.5%)
(3話視聴率 = 9.8%)
(4話視聴率 = 6.9%)
(5話視聴率 = 8.4%)
(6話視聴率 = 9.2%)
(7話視聴率 = 6.7%)
(8話視聴率 = 7.1%)
(9話視聴率 = 7.7%)
(10話視聴率 = 8.4%)
【平均視聴率 = 7.92%】
2007年度10月クールのトリを務めたのはここまで最低平均視聴率街道を驀進している「歌姫」でありました(SPは1月までなので)。
その最終回視聴率は火曜にならないと判明しないわけですが、なんとか私も最後まで観終えたので、記憶が薄れないうちに感想、書いておきたいと思います。
今期最低平均視聴率を驀進中と書きましたが、4話から最終話までほぼ一気に見終えた今の感想としては、「そんなに酷い作品ではないでしょ?」って感じかな。
最終回だけを切り取ってみれば、安直なハッピーエンドじゃなかったという一点だけを見ても、良かったと思います。今期の最終回では間違いなく「ベスト」といえます。
平均8%台、これはちょっと悪すぎでしょう、いくらなんでも。11%くらいはあってもよろしいんじゃないか、と。
もちろん、手放しで褒められるような作品でもなかったですけどね。
一言で言うなら、やはり2時間の舞台で終わる話を10話以上に引き伸ばすのは無理があったのでは、ということ。
個性的な脇役キャラも多くいて、それなりに動かれてましたが、だからといってその人を主役(スピンオフみたいな形)で見たいか、と言われたら、そこまでは…、と答えるでしょう。「鯖子」なんかいい味出してたと思うんだけどね。平成の今となっても存命とは…。なんという生命力!
最終回での、「頑張れ、頑張れ!、楽しかったぞ!」
個人的には一番、グッときたぜよシーンでした。
長くする為、必然的に脇の人たちにもスポット当てられていましたが、それが余計に展開をスローダウンさせてたというかテンポ悪くしてたと思います。作中では昭和30年代だけど、見てる人たちは平成の人たちですからね。展開が遅い、というのはある意味「致命的」ですらありますから。
ちょっとね、気になったことがありました。
中盤~後半は何かと「秘密」がテーマとなってましたよね。小池さんが登場してから、ですけど。
ある場面で、そこには二人しかおらず、何かの秘密がバレたとしますよね。でも、次のシーンではその人たち以外の人たちも皆知ってるんですよ。そういうシーンが何気に多かったように思えました。どんな経緯を経て秘密がバレていったのか、そこははしょって欲しくなかったな、と。
小池さんね、小池さん。「丸顔」ね。頑張ってたと思います。うん。あの雰囲気では「異質」な感じ、受けたけど、設定としても「異質」だったから、そう感じさせただけでも合格といえるのでは。土佐清水の人たちにとって小池さんは「エイリアン」以外の何者でもなかったわけだしね。
長いセリフも多かったし、途中からの出番にしては超重要な役柄でした。一歩間違うと、ただの「嫌われキャラ」になってしまう設定だっただけに、大変だったと思いますよ。
演技が良かった、とは言い辛いけど、一生懸命さはヒシヒシと伝わってきてました。
クロワッサンの松。お疲れ様。もうただ、ただ「お疲れ様」というコトバしかないかな。
良いとか悪いとかではなく、よく働いてくれた、本当にご苦労様、と。
口が軽い男だったのに、記憶を乗り戻した及川(=太郎の記憶もあり)の別れ際の「ニヤッ」と意味を瞬時に理解し、そのことは鈴には話さなかったわけですよね。
親分流にいえば「アホや。アッホな男や」てことになるわけだけど、最後に男になりましたな!
で、松村の兄貴(なんか芸名で書いちまったけど)はその後、どうなったのかな?全国制覇、したのかな?
高田さんと風吹さんの夫婦。お笑いの才がある人は演技者としても一流というのが私の持論なんですが、高田さん、良かったです。サントラの宣伝のときとのギャップがあり過ぎでそれもまたサイコーでした。個人的に、日本のアル・パチーノだと思ってますので。
この夫婦もハマり役だったと思います。風吹さんの凛とした品格、素敵でした。
「たろすずリンリンリン」。慣れるまでかなりの時間を要しましたが、鈴(相武)の熱演に押されて、最後の方には完全に慣れていました。
鈴、一人の女のコ、いや女性と書かなければマズいかな、イジらしく、可愛かったですよ。
歌姫の数字が高ければ、相武さんの代表作ということになっていたでしょうに、ザンネンですよね…
鈴役は相武さん以外考えられない、今ではそう思えますから。ハマり役だったと思いますよ。
泣くシーン、多かったと思いますが、全然「ウェット」な感じがしなかった。これだけでも特筆すべきことだと思います。
最終回、バスを追いかけるシーンで、号泣しながら、でも手を振ってましたよね。
グッときたぜよ、て感じでした。
どこで太郎のシナリオを使うのか、と思ってたら、ここで被せるとはなぁ。
その後は、松が全力で幸せにしてくれたことでしょう。松も主役の一人だよ、うん。
相武さんって、イマドキというより、こういう昭和を舞台としたほうがハマる感じ、しません?
どう考えても「セレビッチ」にはなれそうもないじゃないですか。昭和30年代の衣装をあぁも見事に着こなせてしまうのは、ある意味、持って生まれたものなのかもしれないし。
次、どんな作品に出るのかは知りませんが、違和感、感じるだろうなぁ…
最終的に、「ハタ恋」との決着がどうつくか、それは現時点では分かりません。8.7%を超えれば、最後の最後で大逆転、ということになるわけですけどね。
でも、もうそんなこと、どうでもいいじゃないか、とも思えるわけですよ。
互いにどうしようも低視聴率作品でしたが、それぞれを見た人の「満足度」や評価を聞けば、確実に「歌姫」>「ハタ恋」、だと思いますので。


この2枚の写真を見るだけでも歌姫の勝利でしょう、と。ハタ恋がこんな現場だったとは到底思えないですからね(前にも書いたけど、打ち上げがあったのかすらギモン)。
歌姫はある方面では確実に評価されると思うんですよ。どの方面かは私も知りませんが(なんて無責任な…)
DVDが出たら、とりあえず借りてみっか、て人、これも少なくないと思います(特急田中やハタ恋と比べたら)。
最後に、太郎と鈴が結ばれなかったという点について。
物語自体が鈴目線であったので、これについては異論もあるかと思いますが、その辺はさすがに舞台で練られているだけのことはあるな、と思いました。ドリアゲみたいに安直には終わらせなかった、という意味でもね。
もし、「歌姫」というタイトルそのままに、「さくら」ちゃんからの視線でこの物語を構築したら、鈴というのは「敵」以外の何者でもないわけですからね。お父さんを奪おうとしてるオンナ、ですから。
まぁ、母である小池さんはその娘をほったらかしにして東京から土佐清水まで来ておられたワケか…
パパを連れ戻してくるから、と娘に約束してたのならまだ納得するけど、娘は何も知らないわけだしなぁ。この辺は「?」でしたよ。歌姫=さくら、だけに、特に。
素直に感動してんのならそう書けばいいのに、どうしても辛口になってしまうなぁ…
そりゃ細かいとこ見ていけば、小さな「アラ」くらいあるでしょう、と…
初回の現代編を見てないと、最終回のラストは、えっ?、て感じでしょうね。
ほんの数分、巻き巻きの状態で話が進んでいってましたからなぁ。最後は現代に戻るというのは初回から見てる人には分かってたけど、もう少し時間割くべきだったのでは?あれでは何が何だか、ですよ。
あと、懐中時計。8時15分で止まってたことに意味はなかったのですね。
8時15分なら、普通、「広島」を連想するでしょう。
及川さん(=太郎)は帝国大の学生さんだったわけか。将来を嘱望されてたんですよね。
ということは、1943年以降の学徒動員によって徴兵されたわけか。
及川さんは、いつ、どこで、「ロシア兵」を見たのかな?満州(関東軍)に赴任した経験はないと思うのに。それ以前に、及川さんが特攻したときにはまだソ連とは戦争になってないんだけどなぁ…
まぁ、本編とは全然関係のない、どうでもいいことなんですけどね…
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クリスマスの奇跡を信じてたんだけどなぁ…
これじゃおなじキセキでも「鬼籍」だよ…
数少ない(?)歌姫視聴者の方たちもこの日は「録画」だったようですね。
報道・スポーツ・歌番組(ライブ)は普通、録画しませんもんね。この日は「Mステ」が来ましたからなぁ
Mステ 17.4%
極妻2 12.2%
テノール 10.2%
う~ん、歌姫の最終回は(個人的には)今期のベストとしているだけに、数字の低さに囚われて見てなかった人は勿体無かったと思いますよ。
ただし、こなりの「忍耐」を必要としますけどね!
















