「ウツボカズラの甘い息」 柚月 裕子 家事と育児に追われる高村文絵はある日、 中学時代の同級生、加奈子に再会。 彼女から化粧品販売ビジネスに誘われ、 大金と生き甲斐を手にしたが、鎌倉で起きた 殺人事件の容疑者として突然逮捕されてしまう。 無実を訴える文絵だが、鍵を握る加奈子が姿を消し、 更に詐欺容疑まで重なって……。 全ては文絵の虚言か企みか? 戦慄の犯罪小説。