斬新で画期的。イタリアンの新スタイル。 【Ristoria Girasole 恵比寿】 | がおがおのブログ

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しばらくペタご遠慮します。

久しぶりの恵比寿は昔の仕事仲間と近況報告会。
恵比寿で働いている友人おススメのイタリアンです。

リストリアって初めて聞いた。

リストランテとオステリアの間ぐらいの感じかな?

まずはスパークリングワインで乾杯。

 

アミューズは白菜のキッシュ。

 

お替り自由のパンは3種。

フォカッチャ、グリッシーニ、パーネトスカーノ。


前菜・パスタ・メイン・デザートから選ぶんですが


店長さんのプレゼン力がすごい。
全てのメニューが食べたくなります。

パスタはまず素材のまま見せてくれます。かなり珍しいものも。

料理法や形状などもわかるのでこちらも想像しやすい。


普通はどれかひとつ選ばなくてはいけないところ。

このお店は全て少量に分けて食べることが出来ます。

たとえばシェフが毎日つくる自家製の手打ちパスタ。

この日のパスタは8種。ひとつに絞るのは厳しい。

 

その場合、いくつか選んで全て0.3人前とか0.5人前とか少量で
作ってくれるんです。

しかも0.5人前なら値段も半額、と頼んだ分だけ支払えばいい。

これ画期的で斬新。

このアイデアを知ったところで真似できる店はそうそうない。


料理人からしてみれば間違いなく大変だしセンスも必要。
料理に関してはよくわかりませんが、

少量つくるほうが絶対難しいでしょう。


てな訳で前菜から2種類。
桜肉のカルパッチョと厳選野菜のピンツィモーニョ。

熊本産の桜肉は臭みなく新鮮。

野菜へのこだわりも強いけど素材だけに頼らず
イタリアンパセリのニンニクやシチリアの一番塩など

アクセントも絶妙。


お言葉に甘えてパスタは4種類注文。

 

生雲丹の冷製タリオリーニ

少量ながら雲丹はたっぷり。

冷製のほうが新鮮さも際立って美味い。

 

イベリコ豚と芽キャベツのマルタリアーティ

ローズマリーが生地に練りこんでありいい香り。

 

飯蛸トマト煮込みのカヴァテッリ

弾力がありもっちりした食感。

ピリっと辛味もありこれまた秀逸。

 

甘海老のフレーグラ。

一見リゾットのような面白い形状のパスタ。

甘海老の出汁が効いてます。

 

4種類頼んでも量も金額も一人前だから安心です。
 


メイン料理からも2種類。

天然黒鯛のソテー菜の花ソース

黒鯛もしっかり半分にしてくれてます。

菜の花のソースが味はもちろん色合いもいいですね。

 

 

熟成蝦夷鹿の内もも肉藁焼赤ワインソース

蝦夷鹿は15日間の中期熟成された♀。

香りがよくやわらかくてコクがあります。

 


デザートはパンナコッタを浮かべた苺のソース

これまた不思議な一品。

メインはパンナコッタというより苺のソース。ソースも残さず完食。

グラスワイン飲んでましたが

 

日本酒の獺祭もあるとのこと。

お客さんが日本酒が飲みたいという声があり、

それに応えたということ。

 

もともとワインには力を入れてるようですが、
お客さんのリクエストには出来る限り応えるという柔軟性も◎。


とにかく接客も料理もお互い信頼感がないと

こういうお店は出来ないでしょうね。

 

裏じゃバチバチにやりあってるかもしれないけど(笑)