「サニーサイドエッグ」 荻原 浩名作『ハードボイルド・エッグ』の続編。 私は最上俊平、私立探偵である。 ハードボイルド小説を愛する私は、 決してペット探偵ではないのだ。 だが、着物姿も麗しい若い女性とヤクザから、 立て続けに猫捜しの依頼が。 しかも、どちらの猫もロシアンブルー!? なりゆきで雇うことになった秘書に、 独自に習得した猫捜しの極意を伝授し、捜査は順調に進むはずが…。