「闇の子供たち」  梁 石日 | がおがおのブログ

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貧困に喘ぐタイの山岳地帯で育ったセンラーは、 もはや生きているだけの屍と化していた。 実父にわずか八歳で売春宿へ売り渡され、 世界中の富裕層の性的玩具となり、涙すら涸れ果てていた…。 アジアの最底辺で今、何が起こっているのか。 幼児売春。臓器売買。 抑圧と貧困が支配するこの世界で 蹂躙される子供たちの運命を描く。 モラルや憐憫を破壊する冷徹な資本主義の現実と 人間の飽くなき欲望の恐怖を描く衝撃作。 2008年には「血と骨」などの梁石日の原作を「亡国のイージス」 などの阪本順治がメガホンを取り映画化。 タイでの幼児人身売買・売買春の実態に迫っていく というストーリーで、目を背けたくなるような現実を、 鋭く描く社会派の作品。 ボランティアとして子供たちを救おうと奮闘する女性を 宮崎あおいが、それとは正反対の立場で葛藤する 新聞記者を江口洋介が演じている。 公開当初はたった7館での上映だったが、 その後102館にまで拡大する異例のヒット作。