
昭和三十七年。
舞台は瀬戸内海に面した広島県備後市(架空)。
高度成長時代、運送会社に勤務する28歳のヤスは、
愛妻・美佐子の間に息子・アキラが誕生し、
生涯最高の喜びに浸っていた。
家族三人の幸せを噛みしめる日々。
しかしその団らんは、突然の悲劇によって奪われてしまう。
アキラへの愛あまって、時に暴走し時に途方に暮れるヤスさん。
我が子の幸せだけをひたむきに願い続けた不器用な
父親の姿を通して、いつの世も変わることのない不滅の情を描く。
魂ふるえる、父と息子の物語。
「僕に恨みを抱かせなかった父を誇りに思う。」
そんなキャッチコピーもあったような。。。
ドラマ化されこちらも大ヒットしてますね。
NHKでは土曜スペシャルで。ヤスさん役は堤真一さん、
TBSでは連続ドラマ化され、内聖陽さんが演じています。
重松さんらしい作品です。おすすめ。