本でもいろいろ賞をとったけど、
映画の方が話題になったかな。
2011年の日本アカデミー賞は、
これと「告白」の一騎打ち。各賞取り合ってました。
「悪人」から
最優秀主演男優賞(妻夫木聡)
最優秀女優賞(深津絵理)
最優秀助演男優賞(柄本明)
最優秀助演女優賞(樹木希林)
「告白」から
最優秀作品賞
最優秀監督賞(中島哲也)
最優秀脚本賞(中島哲也)
・・・ってな感じ。話しずれた。
土木作業員清水祐一は携帯サイトで知り合った女性を
殺害してしまう。母親に捨てられ幼くして祖父母に育てられた。
ヘルス嬢に恋し、祖父母の手伝いに明け暮れる日々。
そんな彼を殺害に走らせたものとは。
双子の妹とアパート暮らしをしていた馬込光代。
携帯サイトで知り合った清水祐一と男女の仲になるが
やがて殺人を告白される。
自首しようとする祐一を止め一緒にいたいと強く願う光代。
なんとも切ないお話。歯車がひとつ狂うだけで
人生どうなるかわかりません。