2019年も残りわずかとなりました。
今年も皆様お世話になりました。
来年はいよいよオリンピックですね。
それでは皆様よいお年をお迎えください。
社会人になってからずっとお世話になっている恩人。
シンガポールに転勤してしまいご無沙汰でしたが
久しぶりに帰国。
美味しいお店抑えといてと。。。
食にうるさい方なので失敗は許されない状況。
これまた食にうるさい知人に相談して
教えてもらったのがこちらのお店。
並木通り沿いのビルの5F。
会席料理のほかに旬の魚づくしのコースが楽しめるらしい。
店内はカウンターと個室。清潔感、高級感ともにアリアリ。
この日はクエ尽くしのコースを選択。
九絵と書くんですね。
クエといえば言わずもがなの幻の高級魚。
普段は〝尽くし”ってあまり食べません。
厭きちゃいそうだから。
でもまさに旬だし恩人もクエ大好きだというので。
まずはいつもどおり生ビールで乾杯。
一品目 九絵の湯引きと生雲丹 スープの煮凍り
クエの弾力がすごい。一品目から唸っちゃいます。
皮はコリコリしててこれまた食感がいい。
根室産の蝦夷ばふん雲丹は甘みがあって臭みゼロ。
何よりスープの煮凍りが絶品。
二品目 九絵と蒸し鮑 舞茸の生湯葉蒸し
蓋を開けるとまず柚子の香り。しゃきしゃきの舞茸と
ふっくらとした蒸し鮑は相性いいですね。
鮑はやわらかくて旨みの塊。
クエはさっぱりだけどこれまた味深い。
歯切れの良さは上質な鶏肉以上。
お造り 九絵 牡丹海老
クエは鮮度がよく、厚みがあるのに透明感もある。
口に入れるとすぐに甘味が来て、淡いうま味も。
非常に上品で淡白だけどコクもあり厭きない味でした。
牡丹海老も頭の味噌からつくったという餡が絶妙。
もちろんぷりぷり。
しのぎ 九絵の炙り握り
かわいいわっぱに入って出てきたクエの炙り寿司。
炙ることで香りが増し歯切れが抜群によくなってます。
シャリは白と赤酢のブレンド。じゃっかんまろやかになるのかな。
秋の珍味 店主仕込みの唐墨 丹波しめじ茸
この唐墨は今まで食べた中で間違いなく一番。
味噌を使って一年熟成させた逸品。
よく大根で挟んで食べたりするけど
こちらは塩分少なめなので唐墨だけがちょうどいい。
この一年ものに対し、しめじ茸には一昨年の唐墨の粒を
掛けて変化をつける。これまた絶妙。
進 肴 九絵の木の芽揚げ
クエを錦糸玉子で巻いて揚げた一品で風味よく食感も最高。
さくさく衣で中はふんわり。揚げ物だけど塩でさっぱりと。
上にのってるニンジンも甘みがありいいバランス。
玉葱の漬物の付け合せも絶品でこれだけでも酒が飲める。
焼き物 九絵の若狭焼き 渡り蟹 豆腐の味噌漬け
これも上品でやさしい味。身はやわらかくほんのり醤油味で
身離れよく淡白なのにしっかりとした下味。
渡り蟹ももちろん美味しかったけど、
豆腐の味噌漬けが旨すぎてびっくり。
進肴の玉葱の漬物もそうだけど、こういう付け合せの
レベルがすごい。
唐墨、玉葱の漬物、豆腐の味噌漬けはぜひ
お土産で買えるようにしてほしい。
あら鍋 九絵 白菜 春菊 原木椎茸
クエといえばコレ、という人も多いでしょうね。
中骨の部分を昆布だしで煮てだし取って、
まずその中骨部分を。いい出汁でてます。
続いて切り身と野菜。
女将さんが丁寧に取り分けてくれます。
九条葱や紅葉おろしで味に変化をつければ
食 事 雑炊
コレ食べたくて鍋食べてるようなものかも。
お腹はすでに許容量を越えているハズなのにしっかりお替り。
お米の硬さもちょうどよく好みでした。
デザート バニラアイス
デザートもすごいんです。
お腹いっぱいだったのでアイスにしたけど4種類から選べる。
季節のフルーツをつかったものなど本格的。
この大将パティシエの経験もあるのだろうか?
アイスにしてもただのアイスじゃない。
バルサミコとオリーブオイルでアレンジ。
和食の店でこのこだわりはなんなのだろう。
酒類にもこだわりが。
特に日本酒とワインは質の高いものが多い。
私は九平次をいただきましたが、
なんとフランス米でつくったお酒。
「カマルグに生まれて」なんてネーミングなんです。
これは初めて。
飲み口がよくスーッと入っていきます。
うま口で、寿司とかより天婦羅やこういう和食に合う感じ。
大将は会話も上手。
博識だけど押し付けず流れにのるのがうまい。
食材はもとより、やはり職人さんらしく手間隙惜しまない。
日本料理というのはほんとに奥が深い、
と改めて認識させられました。
これだけクエを食べたのは初めてだけど、
最後まで全く厭きさせないのはお見事。
恩人も私とより大将とすっかり話が弾んでました。
とりあえずお店選びには大満足してくれたようで、面目躍如。
お店選びは今後も任せる!といってくれましたが
ハードル上げすぎたかも。。。
最近お気に入りの錦糸町PARCO。
1Fのフードコート制覇を目指していましたが
大好きではあるけれど50のおっさん一人で
入るにはなかなか勇気がいる。
店頭では若いママさんグループが
ショーケースを見ながらアレがいい、コレがいいと
盛り上がってる。
中もやはり若いカップルや女性グループばかり。
「おいおい、なにしにきやがった。おっさんの来るところじゃねえぞ」
心の声が聞こえる。
とりあえず目立たぬように席に着きメニュー拝見。
スフレクラシックパンケーキを注文。ドリンクバー付で。
まずドリンクを取りにいくと氷がない。これはいけません。
ちゃんと補充してもらいアップルジュースを。
来ましたパンケーキ。正統派のプレーンタイプ。
ふわっふわの生地にチーズがほのかに香るスフレパンケーキ。
滑らかなホイップバターとハニーバターをたっぷり絡めて。
うん、これはおいしい。好きなタイプ。
食べ始めたら周りの目なんか気にしない。
まあ元々誰にも気にされてない。自意識過剰です。
3枚をペロリと平らげごちそうさま。
コーヒーを飲みとっとと退散。長居は無用。
最近この手のハンバーガー屋さん増えましたな。
マックやロッテリアとはもちろんひと味違う。
かと言って、とても手が出ないというほど贅沢でもない。
実はハンバーグはあまり好きじゃないけど
ハンバーガーは好き。
この手のお店は見かけたら食べずにはいられない。
ウマミバーガーといえば青山が最初だったか。
現在他の店舗は恵比寿やみなとみらい。
こう言ってはなんだけどなぜ錦糸町に・・・
こちらのフードコートはそれだけ力入ってるってことか。
近いのはシェイクシャックかな。
でもシェイクシャックに比べてセットがある分リーズナブル。
種類も多い。
初めてなので店員さんに人気なのは?と聞いたら
カリというものを勧められ注文。
入っているのは
キャラメルオニオン、アメリカンチーズ、ミソマスタード、サラダ菜、
ハウススプレッド、ディルピクルス、スライストマト、ビーフパティ。
ポテトとドリンク付で1480円。
こういう新しいお店の特徴としてまずバンズが旨い。
そしてパティがとってもジューシー。
お勧めだけあってカリの特徴らしいミソマスタードがまた旨い。
マックも嫌いじゃない。年齢的に控えてはいるけど。
なんせマックでもランチに1,000円は使っちゃうぐらいだから。
1480円つかってこのボリュームでは当然物足りないけど
おいしいから一応は納得。CP高いとは言わないけど今後も
こういうお店は増えるような気がします。
でももうちょっと安くして欲しいな~。