上海 黄浦江フェリー ~THE 救出~ (◎ロ◎)/ マッテロヨーーー !!! | gao0828わーるど(中国と弾き語り)(◎_◎)/

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先日の中国豆知識にて、上海の中心を流れる有名な河、


「黄浦江 ファン・プー・ジァン」を渡る


市営フェリー」 を紹介させて頂いた。


※まだ見てない方は、↓ クリックしてね。
上海 黄浦江フェリー ( ̄▽ ̄) フフフ キモチイイネッ 
※ 別窓で開きます(^▽^)






本日は、そのフェリーに乗船した際に遭遇した出来事。


3年ほど昔の話である。






空気は、そんなに寒くはなく、ちょうど春を迎えて


少し汗ばむ程度ながらも、どんよりした空の色であった。




私はその日、浦東から浦西へと、フェリーを使って移動し、


豫園界隈をプラプラしていた。



豫園の周りには、観光客を狙って、


色々な面白いものを置いてある店がわんさとあり、


毎回歩くたびに、新しい発見があるのがとても好きで、


暇な休日、豫園界隈まで足を運んでは散策していた。





一通り散策を終えて満足した私は、夕方、家のある浦東へと帰るべく、


再度、復路のフェリーに乗船した。


ちなみに、「徒歩客0.5元」の方である。




以前紹介した通り、乗船している時間は、ほんの3~5分程度。




すると、船が動き出してから1分も経ったかどうかの頃から


少しずつ船内がざわめき始めた。


その便の乗船客数は、50人近くいたように記憶している。


そのうちの数名が、進行方向の浦東側を指さして何か言っている。


そして、あっという間にそのざわめきは船内に伝染した。。。


かくいう私も、もちろん感染し、みんなの指差す方向へと足を進めた。


よく見ると、みんなは、浦東側の船着き場から少し左側を指差している。




この「0.5元フェリー」の浦東側の船着き場の左側には、


屋外バスケットコートがあり、


いつも、若者たちが、3 on 3 を楽しんでいる。


ちょうど、そのあたりである。





その若者たちに何かあったのか、とバスケットコートを見ると


若者たちはみな、川沿いのフェンスにしがみつき、


こちらを向いて何か叫んでいる。


フェンスをよじ登ろうとしているのも2~3人いる。





目を下に向けてみて、ようやく気づいた。


護岸の水辺に見える人影に。



一人の青年が、胸から上だけを水面に浮かべた状態で


流されないように、護岸のでっぱりに必死にしがみついている。


そして、その左脇に何かを抱えている。




目を凝らすと、その抱えているものも人であることが分かった。


こちらは、水面にあおむけに横たわって浮かんでいる状態。


既に意識を失っているのか、もう一人の青年に抱えられることで


なんとかその状態を保持している。






黄浦江は、遊覧船、フェリーはもちろんのこと、


豪華客船や貨物船の往来も非常に多く、常にごったがえしており


巡視船もよく走っているのだが、


こんなときに限って、まだ来ていない。






そうこうするうちに、我々のフェリーは、


浦東側の船着き場まであと50mの位置にまで来ていた。






そして、次の瞬間、






我々のフェリーは、その舳先を大きく左に向けたのだ。


そう、二人の若者が助けを待つ、あの護岸へと。




近づきすぎても危ないので、多少の距離を残して


フェリーは止まり、すぐに、救助用の浮き輪が投げ込まれた。


護岸にしがみついている青年と、フェリー乗組員の間で


波の音にかき消されそうになりながらも、会話が交わされ、


救出作業は続いた。








気づけば、巡視船も既に辿りつき、フェリーに横付けされていた。





15分くらい経ったであろうか。




大きな歓声と共に、仰向けになっていたほうの若者が


フェリーのかんばんまで引っ張り上げられた。


10代であろう女性であった。




横たわったまま、水を吐き出していたが、


かろうじて意識はある様子。




しばらくすると、再度、歓声が上がり、もう一人の青年も上がってきた。




そして、我々のフェリーは、もう一度、その舳先を


浦東側の船着き場へと向けて走り出した。






なぜ、救出された二人は、あんなところにいたのだろうか。


落ちたバスケットボールでも拾いに行って溺れたのか、


溺れている人を見つけて救助の為にもう一人が飛び込んだのか。


いろいろな憶測をしてみたものの、結局、謎のままである。





本来であれば、3~5分のところを、30分ほどかかって、


ようやく船着き場に辿りついたのだが、


乗客の中に文句を言うものなど誰もいない。





実際には、直接の手助けなど、何もしてはいないのだが、


安堵感とともに、


一緒に何かをやり遂げた仲間との間でのみ感じうる、


ある種のチームとしての達成感のようなものがあった。


みんなの表情からも、それが感じ取れるような気がした。






そして、乗客のみんなと私は、そんな想いを抱きながら、


何事も無かったように、いつもと変わらないフェリーを降りて、


それぞれの行き先へと、いつもと同じように歩き出した。














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