国旗

国旗

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モンゴル人は最も尊敬すべきのものを、ゲルの一番北の方あるいはゲルの奥に捧げますが、それと同じようにソヨンボというマークを国旗上に金色で描き、人々は皆それを尊敬するべきだと表現しています。ソヨンボはモンゴル国民の自由や独立のシンボルです。ソヨンボは1686年啓蒙者第1代ボグドザナバザル氏によって作られたソヨンボ文字の初めの字なので、「自分自身で作られた文字」と言う意味を持っています。そして、17世紀ごろや1911年から1912年、清国に対するモンゴル民族独立戦争の時、また、1921年人民革命の時に国旗に描かれ、国民の独立心を表すためよく使われていました。ソヨンボにはモンゴル国民の自由や独立シンボルである愛国心が表現されているのです。ソヨンボの一番上にある3つの炎の火が過去、現在、未来においてモンゴル国はいつも繁栄しているという象徴で、モンゴル国民は火を崇め家庭に受け継がれると言う意味として使っていました。また、天を代表する太陽と月がソヨンボに描かれており、これはモンゴル国民の昔の国章となっています。このように、太陽と月、火が合わさりモンゴル国民は今後も繁栄していくと言う意味になるのです。ソヨンボに描かれてある2つの三角は刀や弾の形を表していますが、その三角の先は下に向いているのは敵に勝つと言う意味なのです。また、ソヨンボの中央に2匹の魚が描かれており、これは陰陽つまり男と女と言う意味を持っています。そして、これが男と女、人々は用心深く、魚のように多く繁栄を信じ、国を発展させようという意味も持っています。モンゴル人は魚を24時間目を閉じないので常に警戒心を持った生物と考えます。ソヨンボの魚の下と上にある四角形は正直であると言う意味なのですが、つまりモンゴル国のため、人々皆で努力するべきだということです。ソヨンボの両側にある縦長の四角形は城をあらわしていますが、国民の思想が1つならそれは城よりも強固であると言う意味なのです。このようにして、ソヨンボは私たちモンゴル人は火のように大きく繁栄し、太陽と月のように光り、刀や弾のように正直に、魚のように用心深く大家族になって、城のように堅く国を守ろうと言う意味を表しているのです。

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