リレンザは通常の飲み薬よりもはるかにラクだったみたいで、
ぜんぶ使い切ったあと、なんとなくさびしそうだったた~ぴん。
おかげさまで、熱もすっかり下がり、
インフルエンザの治癒証明も頂いたのですが、
後遺症というかなんというか、ひどい咳が続いているのです。
赤ちゃんの時から、
すぐに「ゼロゼロ」になる子だったのですが、
やはり今回のインフルエンザの影響でそれが出たようで、
あんまりよろしくない状態だそうです。
今日は治癒証明をもらって帰って・・と思っていたのに、
吸入プラス点滴。
そして、喘息用のお薬やら抗生剤やら、
インフルエンザで受診したときより、たくさんお薬をもらって帰ってきました。
その喘息用の薬というのが、リレンザのような吸入タイプ。
また当分楽しめます。よかったな、た~ぴん・・・。
それにしても、何年かぶりの点滴・・・。
いやぁ、大変でした。納得させるまで。
またしても「いやだいやだ」の連発。
「いや、ほんとに大丈夫っす」
「咳ぐらいじゃ死なないし」
「そんな、点滴なんて大げさなことしなくてもいいですよぉ」
「お金かかるから、お父さんがゆるしてくれないかも」
マシンガントークのように
いろんな理由を並べて逃れようとする姿は
録画しておきたいくらいのおかしさでした。
看護士さんがマジに
「いや、これはそんなに高くないから、お父さんもゆるしてくださるよ」
と応えているのがサイコーでした。
こんなところで「お父さん」はダシに使われているのでした。
点滴、初めてではないのですが、
前にやったのが4歳の時だから、もう記憶も全然ないのでしょう。
だから不安なのよね。リレンザの時と同じ。
手順さえわかっていれば、落ち着くことができるので、
それを話して聞かせようと思ったのですが、
看護士さんに
「お母さん、外に出ていて下さい」と追い出された私。
あ、いや、だから・・説明を・・・。
と、こちらがあわあわしていると、
昔だったら、そこでばっさり斬り捨てられてましたが、
「手順をわかるように説明してやってください。
そうしたら、落ち着きますので」
と言ったら、
そのひと言で、看護士さんがた~ぴんの特性に気づいてくれたのか
「あっ、そうですね。わかりました」とすべて承知して下さったようでした。
それまでは、
忙しい小児科ですから、
押さえつけてやっちゃうぞ~みたいなオーラが出まくりでしたが、
まずは手の甲を消毒して・・・と順を追って説明してくださったみたいで、
処置室からた~ぴんの大騒ぎは聞こえなくなりました。
初めての処置などで
単に怖いからというだけではなく
手順がわからないためにパニクる子どもがいるということについて、
きちんと理解してくださる方が増えてきてるなと実感しました。
1時間ほどの点滴の間も、
偶然来合わせたクラスメイトで大の仲良しのお友だちに
ちょっと自慢げに点滴スタンドを押して歩いている姿を見せつけたり、
待合室にあった絵本を3冊読み聞かせたりしているうちに
あっというまに過ぎて楽勝でした。
ほんと。
手順さえわかれば・・なんですよね。