先週、
熱海の母宅から持ち帰ったモノを、
ようやっと、片づけはじめた。
母の気に入っていた、
洋服たちは、ぜんぶ、洗って、
母に、送る準備している。
エトロのベッドリネンも、
捨てがたくて、持ち帰ってる。
洗濯をして、浴室乾燥しまくった。
お布団カバー、
フィットシーツ、
枕カバー、
タオルケット、
ベッドカバー、、、
段ボール箱1箱分ある。
どうしよう〜〜〜
かわいいから、仕舞っておくことにする。
食器、漆器も、いくつか持ち帰ってる。
コースターの銀細工を磨きながら、
祖母が、
カルピスを入れてくれたことを、
思い出したり、してる。
割ってしまったらしく、
いくつも残っていない。
ウチには似合わないけれど、仕舞っておこう。
継げなかった、なぁ〜
実家然り、
お仏壇然り、
お墓然り、
湿っぽい気持ちでいたけれど、、、
幼友だちのお家の、
国宝名品展が、
来月、京都国立博物館で開催される。
友人は、イギリスに嫁いでいる。
ご実家は、孫正義さんに譲られた。
お茶道具の美術館も、財団法人に。
彼女のご実家ほどの名家でさえ、
3代目たちは、継げていない。
友人が、イギリスに嫁いだ後も、
ご両親から、可愛がって頂いた。
不思議なご縁で、家紋が一緒。
お互いの曽祖父の代が、
神岡鉱山で、仕事が絡んでることも、
後々になって、判ったりしている。
跡を継ぐって、そう簡単ではない。
世の中、こんなもんだ。
と思えた。
ウチぐらい、と、気持ち楽になる。
ヨソと比べて、の意味ではなく、
こうして、片がつく。の意味で。
春から憂鬱だった憑き物が落ちた気がする。
もう少し経てば、スッキリすると思う。