大変ですねーと、
よく、言われます。
私にとって、
ちっとも、大変ではないのです。
京都の介護施設といっても、
高齢者住宅利用者が、7割りですから、
明るくて、新しい、マンション。
入居して、1年になります。
叔母と姪の関係と伝えていますが、
皆さんが、
母と娘だと思っておられます。
スタッフさんも、入居者の方々も。
お母さん、娘さん、と、呼ばれていて、
これが、実に、心地よいのです。
うちは、母と弟の絆が強くて、
子供の頃から、
母を、弟に、取られっぱはし。
いまだに、勝ち目なし。
ここにきて、
叔母が、私の母として、
人生に浮上してきたのです。
独り占めできる、母!
最高に、しあわせ〜〜〜
母と、こうして過ごしたかった、が、
実現しています。
歪んでいるかもしれませんが、
心の渇きが、満たされるのです。
叔母には、身の回りを世話して下さる、
スタッフさんが、揃っています。
叔母には、私は、必要ないかもしれません。
私には、必要でした。
家族じゃないと出来ないこともあります。
一緒に、食事をしたり、
手作りジュースを、飲んだり、
プリンを、食べたり、
お買い物に、出かけたり、
カフェに、行ったり、
季節の、お洋服を揃えたり、
部屋に、お花を生けたり、
観葉植物の、世話を焼いたり、
何かれと、お喋りしたり、、、
認知症の叔母とは、
一方通行のお喋りです。
私は、日頃から、誰とでも、
一方通行的に、
喋っているので、慣れています。
足湯も、一緒にしています。
あなたも、したら?と、
叔母が、言うのです。
ひとつの、バケツに、
一緒に足を入れる、、、
幸せ度が、頂点に達します。
叔母の部屋からの帰り道に、
神さまって、粋な計らいをなさる!
と、毎回、感謝できています。
人生って、帳尻が合うように出来ています。
不足なんて、何もない。
母親のポジションに、
代役が抜擢されるぐらいですから。