ピアノの調律師さんが見えました。
かなり濃いキャラクターの方です。
お茶の水博士ってわかります?
ウチの住所を、◯丁目までしか知らないまま、やって来たそうで、
熱海駅から、地図を塗り潰すように1時間掛けて到着。
徒歩、10分圏です。
玄関で、物凄く幸せそうで、達成感を味わっておられます。
お電話、下されば、、、
「アッ、駐車場があったんですね。初めてのお宅って、車が止められなかったりするじゃないですか」
お電話、下されば、、、
「そうは言っても、クルマ手放して、電動アシストに一昨日、乗り変えたんですよ、あはははは」
、、、車から自転車に、、、
「松田からだと、熱海までどのくらいかなぁ?」
、、、熱海に、着くまでにクタビれて、調律どころじゃないのでは、、、?
「いやっご心配におよびません。電動アシストの前は、競技用でしたから。ホラっこの筋肉っ!」
太腿が、ご自慢のようです。
いざ、調律も、凄いわ、、、
シンディーが、金属音がすることをポイントしますと、
「この、電気スタンドかな?
いやっ、電気のコンセントのネジのゆるみか、、、」
めちゃ耳いい。
調律中も、ウットリされています。
無事に調律を終えて、再び達成感を味わい、満面の笑顔で帰られました。
この調律師さん、きっと病気しないわ。
この後、母がピアノの稽古をしていました。感心感心、ずいぶん長く練習しています。
夕飯時に、
「あの、ね、、、ピアノの部屋に、ね、、、ピアノの妖精がいるわよ、、、」
なんで?
「だってね、ピアノを弾くでしょ?
そうすると、、、トィンクル!トィンクル!トィンクル スターって、妖精が歌うの」
「調律師さんが、連れて来たのね、きっと、ふふっ」
ふふって、、、認知症でしょうか、、、
最近、周りが濃すぎるキャラクターばかり。
たぶん、今の私は、次元がズレているのかもしれません。
間違った異次元でないことを、祈ります。