















せっかくこの世に
生まれてきたのだから
感動なしに生きては
もったいない
朝吹登水子
(「一目惚れの友情」より)

感動なしに
毎日を過ごしていくことは
できるかもしれません
でも感動は
魂の
言葉にならない声
命の泉のように
生きるエネルギーを与えてくれるものです
朝吹登水子は
*昔
世間が羨むような
物資的に恵まれていた時代もあったが
心は空っぽであった
それは大変むなしく
寂しいものであった*
と語っています
それがある日
フランス🇫🇷でお芝居を見て感動し
フランス文学者の道を
歩み始めたのだそうです
そして
次第に
ささやかなものにも豊かさを
感じるようになったのだとか
どんどん心が
みずみずしく潤っていったのでしょうね
ひとつの感性が目覚めると
心全体が敏感になって
些細なことにも感動できるように
なっていくようです
私たちは
感動をもらうために
本を読んだり
映画を見たり
スポーツを観戦したりします
それだけではありません
身のまわりにも
小さな感動はあふれているのです
気づかずに通り過ぎていくなんて
本当にもったいない
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感動の種を見つけるのが上手になれば
いつでも
満ち足りた心でいられます
それが
本当に豊かな暮らしといえるのでしょうね
あさぶき・とみこ
翻訳家、フランス文学者
大正六年(一九一七)二月二十七日
〜
平成十七年(ニ〇〇五)九月二日
フランス留学の経験を活かし
サガンやクリスチャン・ディオール
ボーヴォワールなどを翻訳しました
平成十ニ年
レジオン・ドヌール勲章🎖を授与されました
著書に
『わが友サルトル、ボーヴォワール』
『豊かに生きる』
など
乱蔵
です

いつも カケラ☆に触れて下さって
ありがとうございます

今日は急遽予定変更でお休みとなりました
二日間 しっかりと充電🔋したいと思います
皆さんに穏やかな風
が吹き

素敵な休日となりますように

画像は Pinterestより お借りしました














