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星
の語源は
火石ほいし
だとか
まるで
ひとつひとつが
命を燃やし続ける生きた宝石のよう
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七夕
乞巧奠 きこうでん
は陰暦七月七日の夜
供え物をして天の川を隔てた
織女 しょくじょと牽牛
をまつる行事で
女子が機織り*はたおり
裁縫
手習いなど巧みになることを
祈る祭事ということで
この名があります
中国の風習が伝わり
日本では奈良時代に宮中の儀式として
持統天皇五年(691年)の七月七日に
行われたという記録が残っています
そののち貴族からしだいに
庶民の間に広まり
江戸時代には
年中行事の一つになりました
徳川時代には御三家諸大名から
この日の祝儀として使者を出し
鯖代を献上したといいます
鯖料理はシメサバなど
さまざまな料理をしたそうです
川柳に
紺の帯
解いてそうめんは
湯に入り
というのがあります
一把ずつ真ん中を紺色の和紙で綴じた
そうめんを詠んだもので
織女の名前にちなみ
糸のイメージから七夕に
そうめんを食べたといいます
七夕の日の風習として
井戸さらえ
があります
この日に行うと
水がよく出るようになるといわれ
江戸のころから
掘り抜き井戸の水替えをしました
深い井戸の底では
昼間でも星が見えると
いわれてきました
井戸さらえ
のとき
織女と牽牛
を昼間のうちから
さがしたのでしょうか
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七夕の夜
織り姫
は
彦星
よりおよそ三時間早くのぼります
星の動きからすれば
年に一度の逢瀬を
楽しみにしているのは
織り姫
のほうかもしれません
女性が積極的なのは
今も昔も変わりません
それでも
沈むときが一緒というのは
仲むつまじいです
今晩は
乱蔵 デス
今日も たくさんの アクセス
ありがとうございます
毎日 暑さとの闘いにより
コメント承認 返事に
時間が かかってしまいますが
いつも 感謝しています
今宵は 七夕
素敵な 星々と 語りあって下さい
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