以前私は「関東オフ会」という、大腸がんの患者会に参加していました。
ルールや名簿の類は一切なく、
アメブロを媒体として自然発生した会です。
一時期は2~30人も集まっていたのですが
悲しいことが連続したこともあり次第に足が遠のきました。
会自体も自然消滅のような状態になりました。
かれこれ4~5年前の事です。
そして、今日、久しぶりに顔を合わせようとお声がけを頂き、
連絡がついた4名が集まりました。
昔話、東洋医学、がん治療の先端、自由診療や先進医療、いろいろな病院の特性、
医療過誤、スーパードクター達の今、などなど、話は尽きません。
私は私で普段話せない、自分の病状をすべてさらけ出しました。
これが良かった。
心の中にわだかまっていたものがきれいさっぱりと霧散しました。
今はすっかり晴れやかな気分。明日から気分一新して頑張れそうです。
病状とはプライバシーの最たるもので、自分の中に閉じ込めておくべきもの。
それを話せる人たちがいるのは素晴らしいことです。
闘病は病との闘い。
けれど一人で闘うにはあまりに分が悪い。
「自分の弱い心」というヤツが敵にいるからです。
大勢で挑めば、知恵も情報も増すし、心も強くなります。
医師から言われた私の5年生存率は10%。
戦況は芳しくありませんが、大勢でスクラムを組めば逆転できる。
そんなことを感じさせてくれたオフ会でありました。