関東オフ会 | 今日もいちにち生きました

今日もいちにち生きました

2016年、直腸癌が再発。
治療の結果、一生の障害を負うことになりました。
2022年胃がん発覚。2023年咽頭がん発覚
3つの癌を抱える今。
以前の私とは生き方が変わりました。
がんと闘い、生き抜くことができた日々。
今日という日をつづります。

以前私は「関東オフ会」という、大腸がんの患者会に参加していました。

 

ルールや名簿の類は一切なく、

アメブロを媒体として自然発生した会です。

 

一時期は2~30人も集まっていたのですが

悲しいことが連続したこともあり次第に足が遠のきました。

 

会自体も自然消滅のような状態になりました。

 

かれこれ4~5年前の事です。

 

そして、今日、久しぶりに顔を合わせようとお声がけを頂き、

連絡がついた4名が集まりました。

 

昔話、東洋医学、がん治療の先端、自由診療や先進医療、いろいろな病院の特性、

医療過誤、スーパードクター達の今、などなど、話は尽きません。

 

私は私で普段話せない、自分の病状をすべてさらけ出しました。

 

これが良かった。

心の中にわだかまっていたものがきれいさっぱりと霧散しました。

 

今はすっかり晴れやかな気分。明日から気分一新して頑張れそうです。

 

病状とはプライバシーの最たるもので、自分の中に閉じ込めておくべきもの。

それを話せる人たちがいるのは素晴らしいことです。

 

闘病は病との闘い。

けれど一人で闘うにはあまりに分が悪い。

「自分の弱い心」というヤツが敵にいるからです。

 

大勢で挑めば、知恵も情報も増すし、心も強くなります。

 

医師から言われた私の5年生存率は10%。

戦況は芳しくありませんが、大勢でスクラムを組めば逆転できる。

 

そんなことを感じさせてくれたオフ会でありました。