2回目のデートはお寿司屋さんでした。


いつものように駅前で待ち合わせ。


彼は、お父さんのものと思われる車で向えにきてくれました。



お見合いのプロフィールは、正直、私はかなり猫をかぶった感じにしてあり、初回のお見合いもかなり猫かぶってましたよ。


でも、もう、断る気マンマンなんで、今回はかなり地を出そうと思って、お寿司屋さんに着くなり、『お酒、頼んでいいっすかね?』と、相手は車の運転でお酒飲めないのを知ってるにもかかわらず、冷酒をオーダーお酒


仕事のことに関しても、私が芸能関係の怪しい仕事をしてたことは、前回はオフレコにしておいたのですが、そういう過去の話も含め、ガンガン話してみました。



逆に、彼はそのことが余計気に入ったらしく‥。

お寿司屋さんの後も『時間あれば、喫茶店にでも行きませんか?』と、別れが惜しかったみたいで、ファミレスに。


お寿司代もまた出してもらった手前、喫茶店代くらいは出したいなと思って、ファミレスに行ったところ、彼、しゃべるしゃべる。

ソフトドリンクバーだけしか頼んでないのに、7時すぎに入ってから、気がつけば11時ですよ‥ダウン


彼がトイレから戻ってくるタイミングで、『あのぉ‥。もう11時過ぎたので、もうそろそろ帰りませんか?』と、切り出し、ようやく解放してもらえましたガーン




っていうかですね。


この2回目で発見したこと。


それは、見た目が生理的に受け付けないっていうだけじゃなく、彼の内面も見れたっていうか。。


まず、お寿司屋さん。


カウンターに座ったのですが、オーダーするのは自分の分だけガーン

『まぐろが美味しいお寿司屋さんなんですよ』ってことで連れてってくれたのがきっかけだったんですけど。

最初に自分が頼む時、『鮪赤身2貫!あ、君も食べる?じゃあ、彼女にも2貫ね!』と、頼んでくれたのが最後で‥。


たぶん、女性になれてないからなんだと思うけど。


普通、連れてってもらった人は、頼みにくいっしょ??

だから、慣れてる人だったら、きっと『特上にぎり』とかを最初に頼んでくれて、『後は適当に好きなの頼んで下さいね』とかいう流れになると思うわけで‥。


私もさすがに図々しくできないタイプなんで、最初に確かに自分から『冷酒、頼んでいいっすか?』って聞いて自分で頼んだとしても、その後の寿司まで、自分の好きなやつをガンガン頼める程図太くないんです汗


結局、最初に頼んでもらった赤身2貫と、冷酒と、冷酒と一緒に頼んだあんきもだけしか食べられず‥。。

とっても満足いかない感じでお寿司屋さんを後にしました。



で、その後のファミレス。


正直、長居したくなかったので、お店に入って最初に、『明日から連休ですが、どこか行きますか?私は、お婆ちゃん家に行くんで、ちょっと明日早いんです』って言っておいたんですDASH!


たぶん、悪気なく、単に楽しかっただけなのかもしれませんが、そういう相手の都合とかも考えてあげられないトコとか、、欠点が目についてしまったというかショック!



もう、絶対に断ってもらおう!!


っていう気持ちマンマンで帰り、実家の親にはそのムネ伝えました。


彼は、その日の別れしなにも、『その日の会話で出たラーメン屋さんに次回は行きましょう』って、また次のデートの申し込みもしてくれましたが‥。

親の連れてきたお見合い相手。



年齢5歳上。

誕生日 私と一緒。

銀行勤務。

次男。

一流大学卒。

お父さんは一流企業の役員。

実家は世田谷に一軒家。

お兄さんは大学教授、奥様も大学教授。



正直、条件はかなりいい。


でも。


写真を見せてもらって、正直、がっかり‥あせる


って、あたりまえだよね。


だって、これだけ条件整ってて、かっこいいわけないもん。



はっきり言って、写真を拝見した時から、どん引きして、会うの辞めようと思いましたショック!


でも、お婆ちゃんの大切なお友達からの紹介みたいだったので、『会うだけでも会って』と、母親から頼まれて渋々了承。

でも、(ぶっちゃけ)会ったその日に断る予定でした。


まあ、人間見た目ではないので、会ってみたらいい人かもしれないし‥。


と、いうことで、初めてのお見合いはいきなり二人きりで駅前で待ち合わせ。



そこに現れた男性は、写真で見るより、さらにグレードアップでタイプじゃなかった‥汗

でも、でも、話してみれば、いい人かもしれないし‥。。


と、思ってみたものの、話も全然合わず‥ダウン



喫茶店に行き、その後、彼のいきつけのお店でお食事をし‥。

帰りのみちすがら、お別れするときに、早速彼から『電話番号と、携帯のメアド教えて下さい』と、お願いされてしまった。。


本当は、断る気持ちマンマンだったから教えたくなかったけど、喫茶店代、食事代も出してもらった手前、教えないわけにもいかず(っていうか、その場で『いや~。ぶっちゃけ断るつもりなんで教えたくないっすわ』とか言えないでしょ?)

とりあえず、しぶしぶ教えたっていうか‥しょぼん


彼は、お見合い慣れしているのか、別れしなに、『その日の会話で出てきたお寿司屋さんに次回連れて行きたいので、次はすし屋に行きましょう』って、早速次のデートのお誘いを受けました。


その時は、『まだ仕事の都合とか分からないので、後日、次の日を決めましょう』ってあいまいにして逃げたんだけど。


早速、親に『逢ってみたけど、やっぱりダメだ。断ってもらえる?』って言いましたが、親曰く、『あんた、連絡先まで教えたんだから、もう1回位逢ってみたら?』と言われ、仕方なく、次のデートもすることにしました。






31歳の夏。


実家の母から携帯がかかってきました。



『すごくいい条件のお見合い相手がいるのよぉぉ音譜

世田谷に住んでて、麻布大学出てて、次男で、銀行マンで、お父さんは大手企業の役員よぉ音譜

しかも、お兄さんはすでに結婚してて、大学教授みたいよぉ音譜

おばあちゃんが仲良かった人からの紹介だから、間違いないわよっ。

あんたもいい歳なんだから、こんないい条件の人なんてなかなか見つからないわよ!!

お見合いしなさいっ!!



その当時、私には7年付き合っている彼氏がいました。

もちろん、私の両親にも3回くらい会わせたこともあり、付き合ってるコトも両親は知ってました。


彼は、派遣先で知り合った7歳上のとても優しい彼氏でした。


もちろん、結婚を考えたことも何度もあります。

彼も、結婚を考えてくれてました。


でも、うちの親は、最初から彼との結婚には反対ダウン


それは、彼が一人っ子で、専門学校卒で、彼のお父さんの兄弟が全員糖尿病だから‥汗


っていうか、そんなくだらないコトで反対するなよっていう感じではありますが。。



彼も、反対されてることは知っていて、私と結婚するには『もっと貯金を貯めて、もっと上の地位になってからでないと、お嫁さんに下さい』って言えないと思ってたみたいで。


つきあい始めの頃、そのままの勢いで結婚しちゃってれば良かったのかもしれませんが、付き合いが長くなればなるほど、な~な~にもなってきて。

彼も、カッコつける時期をすぎて、本音を語るようになり。


『結婚しても、子供は難しいなぁ。

せいぜい1人がMAXかな。

正直、俺、稼ぎあんまり良くないし。

結婚後も、共働きで働いてもらって、半分負担してもらわないと、

正直、暮らしのレベル下げることになる』



私は、別に贅沢な暮らしをしたくて結婚するわけではなかった。

もちろん、お金お金は、あればあるほどいいとは思うケド。

ただ、一生一緒に暮らして行きましょうっていう時に、最初くらいは『俺が守る!』とか、『俺についてこい』的な強がりは見せてほしかった‥。


それと、一番ひっかかったのは、『子供は難しいなぁ』っていうひとこと。

私は、子供がいる暖かい家庭を作るのが夢だった。

そして、絶対に譲れないのは、兄弟を作ってあげること。


私自身、妹がいる。

彼は一人っ子だったので、あまり不自由を感じなかったのかもしれないけど。

やっぱり、親が二人とも亡くなった時に、兄弟がいることは何よりも力強いことだと思う。


そんなこんなで、彼に対し、『ちょっと違うかも』って思い始めてました。



30を過ぎ、いつまでも結婚すると言い出さない娘にシビレを切らしたせいもあるのかもしれません。

親は、私に彼がいるのを知ってて、あえてお見合いの話を持ってきました。


ちょうどその時、彼氏との沖縄旅行の帰りの車の中でした。



私『お母さんが、お見合いしろって』


彼『いいんじゃん?してみれば?』




彼の言い分としては、そのままお見合いを断って、自分と結婚してから、後から『やっぱりお見合いしとけばよかった』とか言われたくなかったらしいです。

それか、本音のところで、『自分が勝つに決まってる』っていう自身があったのかもしれません。



彼の一言をきっかけに、私はお見合いすることにしました。


そして、お見合いするからには、お付き合いしてる人がいるっていうのは、相手に対して失礼だから‥ということで、7年間付き合った彼氏ともピリオドを打ちました汗

彼氏は、めちゃめちゃ焦り、泣きついてくれましたが、このままダラダラとつきあっていくのも、自分自身嫌だったし、仮に、私と結婚したとして、彼が私の両親(特に母親)&妹から常に嫌味な扱いを受けるのもかわいそうだなと思ったので、泣く泣く私も別れを決めました。


今、考えると、この選択は、本当に間違っていたと思いますが‥。







はじめましてチューリップピンク


結婚式の1ヶ月前に旦那の不倫(ちょうど私と出逢った時から彼女(人妻)との関係が始まり、約半年間の幸せな婚約時代に、ずっと騙され続けてました汗)を知ってしまいました。


私は、浮気は仕方ないと思ってます。

人間だものしょぼん

毎日同じものを食べ続けていれば、たまには他のものを食べたくなるのも仕方ないと思います。


ただ。


結婚相手が決まり、生涯共に生きていこうという相手がみつかり、幸せの絶頂期であるべく時期に、浮気をするってのは、絶対に許せませんパンチ!

彼にとっては、私との結婚は、幸せなことじゃなかったのかもしれません汗

本当に、最悪です。。



あれから、早くも1年ちょっとの年月が流れました。


事実を知ったあの時は、地獄に突き落とされたっていう表現が一番でしたが、今は少しづつ少しづつ、乗り越えています。


落ち着いてきた今だからこそ、この場に綴り、気持ちを外に出せればと思ってます。


この広い世の中に、もしも私と同じような経験をしてしまった人がいれば、私みたいな人間もいるんだなと思ってもらえると嬉しいです。

ゆっくりですが、気持ちの流れを書いていく予定です。


どうぞよろしくお願いします女の子