まず、スウェーデンのルンド大学の研究チームが2015年4月に、米国癌学会誌「Clinical Cancer Research」オンライン版で1090人の乳がん患者のデータを分析し、コーヒーの摂取量と乳がんの関係を調査した結果を発表している。これによると、コーヒーを1日2杯以上飲む乳がん患者女性は、0~1杯の女性に比べ乳がんの大きさが小さく、再発リスクも49%低下したという。
さらに、8月には米カリフォルニア大学の研究チームが、ステージ3(中程度まで進行した状態)で手術と化学療法を受けた大腸がん患者953人を対象に追跡調査を実施。コーヒーや紅茶の摂取量とその後の経過を分析したところ、1日4杯以上のコーヒーを飲んでいた患者は、まったく飲んでいない患者と比べて死亡リスクが52%、再発リスクが34%低下していたと、米国臨床腫瘍学会誌「Journal of Clinical Oncology」オンライン版で発表している。