札幌で行政書士と職業紹介業を営んでいる岩原宏明と申します。
マスメディアやYOUTUBE,SNSなどで札幌の土木会社H組内での暴力事件が注目を浴び、建設業者はやっぱりヤクザと関係があるのではないかと思った方がいらっしゃるかもしれません。北海道で現在一番大きい暴力団組織も初代の親分が空知地方の町で土木会社を始めたのが起源だったとの噂です。日本最大の組織である山口組三代目の田岡親分は子分たちに堅気と変わらない正業を持つことを奨励し建設業もその一つの選択肢でした。
建設工事をするには屈強な男たちが協力して仕事をしていかなければなりませんが、野郎たちをまとめる役目が社長であり、建設業の社長としての資質として親分的なキャラクターの持ち主が向いていると思います。また大きな橋、トンネル、道路等を作る公共工事は複数の業者が分業、協力してプロジェクトを進めますが、各業者をまとめる親分的な人の存在も必要とされた時代があり,「次はお前を代表にするから今回は俺のメンツを立ててくれ」と入札を有利に進める根回しもされていました。まっすぐな道路を造るのに邪魔な地権者がいて役所による用地買収が難航した際に、親分の力で地権者に引いてもらうことも裏でしばしば行われていたようです。
しかしながら人夫出し、談合などは現在の法律では規制が厳しくなり、建設業者の役員関係者に暴力的犯罪歴のある者や暴力団員がいた場合は建設業の許可が認められなくなっています。暴力団員を辞めて5年以上経過すれば許可を受けられるようになりますが昔ながらの建設業者では営業が成り立たなくなりました。
札幌のH組がヤクザと関係があるのかないのかは定かではありませんが、建設業者の社長の資質の一つとして親分的キャラクターが有利であること、法規制により親分的資質が悪目立ちしないようにされてきているのは確かなように思います。
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