入院15日目、治療開始。 | ネバギバ~再発子宮頸がん闘病記~

ネバギバ~再発子宮頸がん闘病記~

35歳で子宮頸がん(腺癌2b期)と告知された主婦の闘病ブログです。
手術から一年弱、37歳で局所再発&骨転移が発覚。
そしてついに38歳で末期がん宣告!?
それでも決して諦めたくない、あきらめない!
Never give up!!

今日で入院15日目です。



人工肛門になってしまった自分は
お腹にあるストマが
肛門代わりなんですけど
普段はパウチという
便を溜める袋のようなものを
ぶらさげています。


このパウチは2~3日で
ダメになってしまうので
その都度パウチの交換を
しないといけません。


このパウチの交換が
結構大変なんですよねぇ。


病院にいるうちに看護師さんから
パウチの交換の手順を教わるのですが
これは自分以外の身内の誰かが
やらなくてはいけません。


同じ病室の方、お隣の病室の方、
皆さんストマの方ばかりだったのですが
だいたい皆さん
旦那さんが講習を受けていたようです。


看護師さんの話によると
旦那さんがやることが多いですが
お母さんがやる場合もあるし
高齢の方だと息子さんや娘さん
がやったりもするそうです。


うちの場合はもちろん
旦那が張り切って
やってくれました(*^^*)


うちの場合は
全3回の講習でしたが
旦那は元々器用な人なので
手順もしっかり覚えてくれているし
細かな作業もほぼ完璧にこなし
看護師さんにとても上手だと
誉められていました。


でもやはり
専用のリムーバで剥がして
ガーゼできれいに洗って
ストマの型を取って
面板を切って
ストマの高さ補正をして
パウダーで段差を埋めて
シワにならないように貼り付ける。

この一連の作業を
2~3日に一度必ず
やらなくてはいけないので
とてもとても大変な作業なんです。


はっきりいって気持ちのいい
作業ではありませんしね…。
いくらお腹にあるとはいえ
飛び出た『肛門』ですもんねぇ(^_^;)


それを全く嫌がることなく
「痛くないか?」と優しく声を
掛けながらこなしてくれる旦那。

サポートすることは当たり前、
パウチの交換は自分の仕事、
と思ってくれているようなので
本当にありがたく感謝しっぱなしです。



そして、
人工肛門になってしまった
と言うことは
「身体障害者」になってしまった
ということなのです。


現在、障害者手帳を
交付してもらう手続き中です。
障害者4級になるそうです。


手帳が貰えると
ストマに必要な装具などが
購入時に割り引きしてもらえるようです。


他にも電車賃が安くなったり
自分で運転してれば
高速代が安くなるとかあるらしいけど
あたしの場合医療用麻薬飲んでるし
車の運転はしちゃいけないので
こちらはあまり関係ないですね。


手続きには証明写真がいるのですが
入院中でそんなの取りに行けないし
早く申請しないと今後も
パウチを自費で買わなければ
いけなくなるので
(最初の1ヶ月分程は自費)
スマホのフォルダから使えそうな
写真を大慌てで探してました。


でも写真ってほぼ誰かと
一緒に写っちゃってるし
だいたい笑っちゃってる
もんですよねぇ…。

証明書の写真は
笑ってちゃダメ、
的な感じらしいから
一人で真顔で写ってる写真
探しまくりました。


そしたらあったんですよ、
真顔の写真。


ウィッグをあれこれいじくって
かぶり比べてるときの写真でした。

なので化粧なんかほぼしてなくて
眉毛は書いてあるけど
アイメイクは超薄くて適当だし
口紅も塗ってないし
なんか全体的に顔色悪いし…
ってかまだステロイドの副作用の
ムーンフェイスが抜けきれてなくて
輪郭が真ん丸おデブちゃん風!


その写真がそのまま
障害者手帳に使われるらしいので
スッゴク嫌だったのですが
他に使える写真もなく泣く泣く
その写真を使うことに( ノД`)


旦那にlineで送って
カメラ屋でプリントしてもらい
早速、市役所で障害者手帳の
申請手続きをしてきてもらいました!

次の装具購入日迄に
間に合ってくれるといいのですが…。



痛みの方はというと、
なかなか腸の中に残っている便が
肛門から出てこなくて
お腹の痛みが治まりません。

よっぽど詰め込んでたんでしょうね…
自分的には結構でたはずなのに
レントゲン見るとまだまだありそうな
感じなんですよねぇ。


そして仰向けになると
左足の付けねが痛いし
何故か術後から
オマタのムクミがすごくって
足動かしたり周辺触るだけで痛いし
そんなこんなで横しか向けないので
腰が痛くてたまりません(x_x;)


まだまだアッチコッチ
痛くてダメですねぇ。



ということで、
今日は治療日なのです!
11時から治療開始です。


今回から新しく使う抗がん剤は
アクプラ(ネダプラチン)。


プラチナ系は、
シスプラチン、カルボプラチン、
と今までやってきて
どちらも強い副作用が出ることなく
投与してきたので
今回も軽くすんでくれたらいいな
と思っていますが
今の自分はあの頃とは違い
こんな状態になっちゃってますし
どうなんでしょう…?(^-^;)


まだ術後のお腹の痛みが
治まっていないので
ちょっと心配な部分もありますが
なんだかんだともう半年も
無治療で来てしまったので
治療を再開するなら少しでも早く
治療をした方がよいでしょうし
頑張って耐え抜きたいと思います。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

皆様、コメントの件、
ご理解頂きありがとうございます!

私の技量が足りず、
お返事に気を回してしまうと
どうしても更新が滞ってしまいますので
お言葉に甘えさせて貰いまして
余裕のあるときにだけ
お返事させて頂きたいと思います。

ですので今後は
お返事がなくても気にならない方だけ
コメントして頂ければ…
などと思っております。

皆様本当に心が広く
お優しい方達ばかりで…
こちらの都合で勝手を言ってしまい
大変申し訳ありません。



Android携帯からの投稿