免疫療法による具体的な治り方

 

採血してチェックしていると、健康な人とがんを発症した人との差異は一目瞭然です。健全な人はキラーT細胞やNKT細胞も活性がありますが、がんが発症した人はこのような活性がダウンしている場合が多いと言えます。ですが、免疫力を際立たせるようにすれば活性が上昇し、がん治療に効き目が現れて来るのです。では、幾つものやり方によりこの免疫力をアップさせていくと、現実的にどういった効果が発生してくるかというと、進行がんに伴う免疫療法には5段階の効果の程度が存在します。

 ①QOL(Quality Of Life、生活の質)が改良する 

痛みが低くなってモルヒネが要らなくなったり、常々活動的に暮らして行ける人が多く、苦しみが減少します。 

②延命する 

免疫力がアップするにつれ、がんの進行に時間がかかり、普通に延命します。 

③がんの成育がストップする 

更に、免疫力がアップすれば、がん細胞の増殖力と免疫力とがイコールになり、がん組織のスケールが不変となります。このようにすれば、ひとまず死の危険から免れることができます。 

④がん組織が退縮する 

がん細胞の繁殖力よりも免疫力が高くなると、がん組織は小さくなります。

⑤がん組織が滅亡する 

挙句にがん組織が消失し、いずれ1個のがん細胞も存在しなくなります。がんの回復です。

免疫療法をアップするサポートをしてくれるの全分子フコイダンエキス

免疫療法などの方法で全部のがん患者が⑤のレベルまで到着するわけではないですが、どの患者さんも免疫療法をトライする価値は十分あると思います。免疫療法はできる限り早くから開始するほうが期待に応えてくれることはいうまでもありません。それが早期のがんだろうとも進行がんだろうとも、手術した直後から行なったら、再発をストップさせることが可能なパーセンテージをすごい勢いで上昇させます。では、綱引きを例に挙げて解説してみましょう。

 

具体的に言えば、元気な人の免疫力が100であるとして、これが30まで下がっているがんの病を患っている方がいたとします。その患者さんが免疫療法によって免疫力が50にまでアップするとどういう風になるかというと、がんの進行が遅れるのです。確実にストップするという結果にはなりませんが、がん細胞の増大が著しく遅くなってきます。免疫療法をもっと継続し、免疫力が100にまでアップすると、今度はどうなるかといえば、その時がんの増殖力と免疫力が対等になった時は、がんの進行がストップします。その後、1ヵ月経過してもがんのサイズは動きが見られないのです。

 

 

免疫療法とがん治療

 

がんに関しての免疫力とは何かというと、いうまでもなくがん細胞を撃ち破るトータルな力という意味ですが、これにはキラーT細胞、NK細胞、ラック細胞、NKT細胞、インターフェロン、腫瘍壊死因子、インターロイキンなどという多種多様な免疫物質が頑張っています。人類には1~2兆個もの免疫細胞があっており、元々、疾患に対して普通に完治させる力、自然治癒力が機能しますが、医学は長い時間その件に注視せずに研究を怠ってきたのです。ですが、がんを改善するを目論むなら、この自然治癒力がポイントになるのです。そして、この自然治癒力のメインになっているのが免疫力なのです。いくらがんが大きく生育しても、免疫力はこれを防止しようとして活躍しています。その勢いが強力になるにつれ、がん細胞に大規模なダメージを与えることが可能になります。がんのごく初めの時点では、NK細胞ががんの進行をセーブして、がんを防いでいるようです。がん細胞は分裂を繰り返し増殖し、臨床的ながんとして発現してくる1cm前後のかたまりになりますが、この状況ではキラーT細胞、NKT細胞という2大リンパ球の機能が大事であると近頃の研究で認知してきました。
 

免疫でがんに打ち勝つ

 

近頃の研究においては、誰であっても約60兆の細胞全部に生まれながらにして発がん遺伝子を保持しており、元気な人の身体の中でも、常にに数千個ものがん細胞が生じていると考えられます。けれど、全部の人ががんになる訳じゃないのは、始終身体の中を見回りている白血球の中のナチュラルキラー細胞等の免疫細胞が、そういったがんの卵を予め排除してくれているからなのです。がんのを患っている方の免疫性は例外なく劣悪になっていて、それは複数の数値を眺めれば瞬時に分かります。けれども、こういった免疫性のダウンは今に開始されたものではなく、すでに10年以上にかけて継続してきたのです。それ故、反対にいうと、いくら1年や2年ぐらい免疫性がダウンしても、それが回復すればがんを抑止することは行えるわけで、ここにがんの予防と治療のベースがあると捉えているのです。がんと呼ばれる疾患がどのくらい免疫と強力に関連しているかということが、認識いただけたでしょうか。がんとは長い間に亘る免疫の低下が発生させた免疫病なのです。そして、そこのところがその他の疾患、例えて言うなら心臓病や脳卒中などとがんが相違する大きな特徴なのです。つまり、いくらがんになったとしても、これ以外の疾患とは異なり、がんの病巣を身体の中の免疫細胞が叩いてくれるのです。だからこそ、がんを根治させるために一番大切なことは、免疫性を強める事なのです。にも関わらず、今まで抗がん剤や放射線等によるがん治療は、病気の人の免疫性をやたらにダウンさせるため模索状態をしいられ、多数のウイークポイントが指摘されてきたわけです。そういうふうな反省から、近頃では免疫療法が米国アメリカや我が国でも注目度が高くなりつつあります。