昨日のブログでぶちまけた思い。
ぶちまけた相手は夫だったけど、
本当はね、分かってる。
本当に言いたかった相手は
夫じゃないって、分かってる。
夫の向こうの、本当に言いたかった相手。
母なんだよね。
母は癌を患いながらも
私を産んで、
5年後に他界した。
究極の自己犠牲。
私を堕ろして治療に専念しろと言ったのに
言うこと聞かずに命縮めた。
親戚から、そう聞かされて以来、
罪悪感を抱えてた私。
自分が親になって分かったよ。
自己犠牲じゃなくて
母は私を産んで、
自分も生き抜くつもりだったって。
ずっと家族と生き抜く道を選んだって。
もし私がその立場なら
産まれる子は家族の希望と思うだろうって。
愛をもらって産まれたと自信持っていいって。
ただ、
子供の時に思い込んだ罪悪感の上から
愛をもらったという新しい思いを被せても
その罪悪感はずーーーっとくすぶり
どこかで火種を抱え続けてたので
ずっと母にぶちまけたかった思いを
夫に向かって言ってしまった。
ああ、
私、
ずっと母に文句言いたかったんだなぁ。
なんで自分の命を優先せず
私を産んだの！？
なんで居なくなったの！？
私が殺したの！？
ずっとそばにいたかった！
もっと抱っこしてほしかった！
一緒にいたかった！
そしたら私、
安心して幸せになれたのに！
って、
言いたかったんだなぁ。
言えなかった魔法の言葉は
まさに、その部分だった。
ネガティブってね
ちゃんと外に出して
ああ、そんな風に思うんだね、
って、拾ってあげないと
ずっとくすぶり続けるんだよね。
ネガティブ感情は駄目～～！
って、
駄目！駄目！ポジティブ！ポジティブ！
って、
上からポジティブ被せるだけじゃ
噴火を待つ溶岩になっちゃうよね。
ネガティブになったんだね
よしよし。
そう感じてもいいよ。
うん、分かったよ。
って、ちゃんと受け止めると
自然と消火出来るんだよね。
子供のままの私の思いが
夫の、その向こうの母に
ぶちまけられただけでした。
そう思うと、
夫が自分を後回しにしてたのは
私の火種が噴火できるように
私がそうさせてた、
かも、しれませんねぇ。