70回目のタイと初クアラルンプール ㊵私の人生で最もスリリングな乗り継ぎ、だったかもぉぉぉ! | 歌舞伎町でオカマ&オナベのミックスバーのママをやっていて、おねぇタレントもやっているタイ王国が大好きな〝ガンモ〟のブログ~!!!

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タイ王国が大好きで、飛行機も大好きなガンモのブログです。新宿2丁目に住んでいます。NYプロダクション所属タレントです。

・・・2020年1月5日続き


約30分遅れで私を乗せたCA750便は天津国際空港に到着しました。
次のソウル行きのCA171便の出発まで1時間10分ですが、国際線は出発の30分前には搭乗が始まるので、実際は30分差し引いた40分しか時間がありません。
これが北京や上海などの大都市の空港なら入国せずに乗り継ぎの手続きが出来ますが、天津のような地方空港だと一旦中国に入国して、再び出国しなくてはならないのです。
それがわずか40分で済ませることが命題でした。
人生最大のピンチ!!!!
この段階では天津空港の中を走りまくることを決意していました。
飛行機を降り、ターミナルの中に入ると、私の名前が書いてあるボードを持った中国国際航空の男性スタッフさんがいました。
おぉ~!これは諸天善神が私の前に現れたか~?!と思ったくらいです。(⇐大げさ!)
航空会社のスタッフさんが付き添ってくれるなら、まず心配はいりません。
その30歳くらいのガッシリしたスタッフさんはいきなり、
「時間がありません、急いで下さい!」
と英語で言ってきました。
分かっているわよ~!と思いつつも、「はい、はい、分かりました!」と。 

 

まずは入国審査です。
一応、入国カードは機内で書いておきました。
それが功を奏しました。
5分ほどで通過!
次は荷物の受け取りでしたが、これがなかなか出てこない!!
プライオリティータグは付いているものの、ここは共産国家の中国です。
仕事が遅い!
そしてここで気が付いたのですが、天津は寒い!
恐らく氷点下の気温だったと思います。
緊張していてうっかりしていたのですが、私、タイのままの服装だったのです。
上はTシャツ一枚に、下は短パン。
こんな薄着の格好をしていたのは周りを見回しても当然ながら私一人。
あまりの寒さにガタガタと震えていました。
そしてやっと私のスーツケースが出てきました。
スタッフさんがそれを持って大急ぎで出口に向かいます。
ところが何故か出口の前にはX線検査があり、大型の荷物は全てそれを通さなければ外へ出られないのです。
この時間が無い時に・・・!
でもスタッフさんが他の荷物をどけて、私のスーツケースを優先させてくれたのです。
あー、有り難たや~! 

 

そして再び上の階に進み、既に搭乗券は持っているので、荷物預け専用のチェックインカウンターでスーツケースを預け直しました。
ここまで約30分でした。
ギリギリのセーフです。
ここでスタッフさんは「あとは出国手続きをして搭乗ゲートに行って下さい!私はここまでです」と言って帰って行きました。
私も「謝謝!」とお礼を伝えました。

そして保安検査と出国手続きも済み、搭乗時間は既に過ぎていました。
ここからは全力疾走です。
ところが、私は皆さんご存じの通り百貫デブ!
早く走れるわけがありません。
それでも急いでゲートに向かい、到着するとファイナルコールと表示されていました。
やった!間に合った!!
機内に入ると、どうやら私が最後の乗客だったようで、すぐにドアが閉められました。
席に座ると、オレンジジュースがサーブされました。 

 

 

 

お陰様でギリギリ間に合いましたが、こんなスリリングな乗り継ぎはもう二度とイヤです。
やっぱタダで、しかもビジネスクラスに乗るって大変なことなんですぅ!


・・・続く。