・・・２０１８年１２月３０日続き
タクシーでチャイナタウンからサラデーンに戻りました。
時間は１２時近くになっていました。
私はその日にバンコクに着いたばかりで、かなりの強い眠気に襲われていました。
実際、タクシーの中でウトウトとしていたほどです。
Ｍ子さんとＪ子さんは「お酒が飲みたい！」とのことだったので、私はお二人と別れホテルで寝ることにしました。
２０１８年１２月３１日
この日は起きたら１１時近くでした。
相変わらずよく眠る私です。
身支度をして部屋を出ると、１２時ちょい過ぎでした。
今回は寝台列車に乗ること以外にどこで何を食べるだとかの予定を一切決めていなかったので、フラフラとタニヤ通りに向かって歩きました。
その途中で、「あ、タイ料理が食べたい！」と思い、バナナハウスさんに向かいました。
ところが年末とあって、さすがにお休みでした。
残念！！
仕方が無いので、近くの中華料理店に入りました。
敢えて名前は伏せておきますが、私の前には２組のお客さんがいただけでした。
そこで水餃子とチャーハンをオーダーしました。
ところがたった２組しかいないのに、料理がなかなか出て来ない。
前夜の路上レストランを同じでした。
あそこは沢山お客さんがいましたが、ここは私を入れて３組７人のお客さんしかいません。
さすがにやる気はあるの？と思いました。
４０分待って、やっとチャーハンが出てきました。
本当に遅い！！
食べていると、水餃子もやっと届きました。
たった２品で４５分も掛かりました。
以前はそんなことなかったのに・・・。
そして水餃子を一つ取ると、別の水餃子の上に黒い何かが見えました。
「何かしら？」とよぉぉぉくそれを見てみると、そこに絶対にいてはいけない茹で上がった小さい１匹のゴキブリでした。
これには超ムカつきました。
ここまで待たせておいて、挙句の果てにはゴキブリ入りの水餃子かよぉぉぉ！！！
女性店員を呼ぶと、謝りもせず、「新しいものを持ってきますね」といけしゃあしゃあと言って、そのお皿を下げていきました。
・・・ということは、ゴキブリが入っているなんて、きっとそのお店では日常茶飯事なんでしょうね。
そしてチャーハンを食べ終えても相変わらず新しい水餃子を持ってこないので、お会計して店を出ることにしました。
女性店員にそれを告げると「１２０」と書かれたお会計票を持ってきました。
あぁ、ゴキブリ水餃子を出しても、しっかりチャーハン代は取るのね。
これが日本だったら、大文句をつけるところですが、そこは清廉潔白な日本人らしくきっちり１２０バーツだけ置いて何も言わずに店を出ました。
私、ゴキブリ入りの料理なんて初めての経験でした。
お陰でこれでもう立派な大人です！
その後は近くのバス停から７７番のバスに乗り、何事も無かったように伊勢丹に向かったのでした。
・・・続く。