彼氏は「眠い」ということで、部屋で睡眠です。
タイ人男性はヒマさえあれば本当に寝てばっかりいます。
私のような短期観光客は何しろ時間が勿体無いので、出来る限りタイという国を楽しむことに専念します。
ましてや、翌日の早朝には台湾に向かうので、訪タイの目的でもある「マッサージ」を気が済むまで受けたかったのです。
だって、２時間コースでさえ５００バーツ（約１５００円）と日本じゃ絶対に考えられないくらい〝廉価〟なんですもの！！
マッサージが終わり、部屋に戻ると彼氏は寝ボケ顔でした。
そして一言、こう言ったのです。
「ヒューカウ（お腹空いた）！」
あんた、寝てばっかなのに、何がお腹空いたよぉ！！！
・・・と思いつつも、イケメンなので全て許してしまうんです、私。
サラデーン駅の改札前に「ヤマザキ・エクスプレス」という日本の山崎製パンさんがその場でパンを焼いて、販売している小さなお店があるのです。
そこへ行っていくつかパンを買い、部屋に戻りました。
彼氏は「アロイ（美味しい）！」と言ってパクついていました。
それを見て、ムフフ・・・と幸せを感じてしまう私。
ダメねぇ！！！
夜はケンちゃんと一緒に日本食ビュッフェに行く予定なので、あんまりお腹が膨れないようにしておきました。
そしてテレビを視たりして、夕方になり、シャワーを浴びて出掛けることに。
バンコク最後の晩餐は、サイアム・ディスカバリーセンター２階にある日本食のビュッフェレストラン『OISHI GRAND （オイシーグランド）』です。
タイでは特に日本食がヘルシーだということで人気があり、OISHIという日本食を提供する企業が有名です。
ただ、ビュッフェとなると、OISHI GRAND しかないですね。
そこで１８時にケンちゃんと待ち合わせです。
遅刻をしないように１７時３０分にホテルを出ました。
ＢＴＳに乗るのも今回はこれで終わりです。
サイアム駅で電車を降りて、サイアム・ディスカバリーセンターに移動です。
そして２階へ・・・。
レストランに到着です。
ものすごい行列でした。
と、そこへケンちゃんから電話が。
車が渋滞で遅れます、とのこと。
そして、同じ時期にタイに来ていた同じく日本人ゲイのＡ君からも電話があり、一緒に夕食を食べようよ！と。
ということで、４人で日本食を食べることに。
フロントで席の予約を入れました。
呼ばれるまで、お店の前でウダウダしていました。
そして待つこと約２０分、やっと呼ばれたので席に着いたのでした。
ケンちゃんからも「このお店は制限時間が〝３時間〟もあるので、先に入ってやっちゃってて下さい」とのことだったので、遠慮なくそうさせてもらいました。エゲッ！！
しかし、このお店はスゴイ！！
こんな素晴らしいビュッフェは私は初めてです。
寿司が何種類も用意されているのは勿論ですが、剥いてある〝かにの刺身〟が山ほど置いてありました。
エ～ッ！！これ、全部食べて良いのぉぉぉぉ？！
私、このかに刺しだけで、ここに来た甲斐があると思いました。
普通、タイでかに刺しといえば、かにかまですが、ここは違います！
本物です。
超興奮をしてしまいました！！
その他、大よそ、日本食と呼ばれるモノは何でもあります。
私、松茸の土瓶蒸しも見つけてしまったのでした。
豪華！！
当然、美味しく頂きました。
天ぷらやマグロ、ハマチ、サーモンなどの刺身や、そば、うどん、魚介類のバーベキュー、ニュージーランドビーフのステーキ、パスタ、シチューにグラタンなど、何でもあります。
日本人なら悲鳴を上げて喜ぶでしょう。
まして、バーベキューは自分で肉、魚、野菜などの好きな食材を選んで、目の前で焼いてくれるのです。
そして、ドリンクはフルーツジュースや挽きたてコーヒー、紅茶、緑茶など。
デザートにはアイスクリームやプリン、ケーキも種類豊富。
ちなみにアイスクリームはハーゲンダッツです。
もうここ以上のビュッフェはありません。
私は日本人にはここがタイで１番のビュッフェだと確信しました！！
ここは絶対に行くべき。
行かなきゃ損します。
これで一人６９９バーツ（約２０００円）ですよ！
絶対デブになりますね。
あまりに興奮して、店内の写真を撮り忘れてしまいました。
すまんのぉ！
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Ａ君も他の日本人のお友達とこの後に夕食の約束をしているため、ちょこっと付き合うとのことでしたが、あまりに豊富な食材のために我慢できずに結構食べていました。
分かるわ～！
このお店に来たら、マジにデブになります。
次回、ＯＮＥのスタッフとバンコクに来たら、絶対ここに連れてきてあげたいです。
たらふく食べてケンちゃんともお別れして、彼氏とホテルに戻りました。
ナショナルスタジアム駅に繋がるスカイブリッジやＭＢＫのイルミネーションがとってもキレイでした。
・・・つづく。