17 年前 42歳のとき、突然のがん宣告・・・

そして、そのままお決まりのレールにのっての、抗がん剤治療

15時間の大手術

そして人工呼吸器に繋がれ何もできない状態

5年生存率20%・・・・・

あれよあれよという間に自分が自分でなくなってしまい、先がまったく見えないといった状態でした。


そんな状況から17 年経った今、ガンになる前よりはるかに健康で幸せになった一番の要因をともえいえる力のことを書こうと思います。

 

私は胃が食道の代わりになっているために、右肺は普通の人の1/3にしか膨らまなく、普通だったら少し歩いただけでも息切れがしますが、1年後にはハーフマラソンを走り、2年後には1時間45分で完走しました。

 

また手術で胸部食道ガンだったため頸部、胸部、腹部と57か所のリンパ節廓清をしたので何らかの後遺症が出る確率が高いと言われましたが、後遺症はほとんど出ていません。

 

術後2年目ごろから、腸閉塞を繰り返しましたが、現在はほとんど出ることはなくなりました。

 

また、術後定期検査での通院を止めることが出来たのも、

 

緑内障で両目の失明の危機にさらされていても普通でいられるのも

 

様々なアクシデントも乗り越えてこられたのも


 

そして、ガンになる前より遥かに健康で楽しく生きていられるのも

 

すべてこの前進力を手に入れたからです。

 

「一生懸命やっているのに結果が出ない・・・・」

 

「なにをやってもうまくいかない・・・・」

 

「不安や迷いばかりで・・・・」

 

「楽しいことなんてほとんどない・・・」

 

そんな方はこの前進力を持っていないから・・・・

 

ではどうしてそうなってしまうのか?

 

一言で言えば、病人らしい行動をしているからです。

 

元気な人は元気な行動をするから元気な人

 

楽しい人は楽しい行動をするから楽しそうにしています。

 

つまり、病人らしい行動をしている限り、元気にも楽しくもなることは出来ないということなのです。

 

だからこそ、病があっても元気な行動、楽しいことをすることが大切なのですが、多くの人は病が良くなったら、元気になったら、もう少し状態が良ければと『たら、れば』と理由付けや先延ばしをしてしまうから、いつまでたっても元気にも、楽しくもなれない・・・

 

こんなことを書いていると「私はそんなふうにはなれない・・・」

 

と思うかもしれませんが、そんなことはありません。

 

前進力は誰でも持っています。

 

私たちは前進力を持っていたから今こうやって生きていられるのです。

 

しかし、成長するにしたがってこの前進力を失っていきます。

 

いま様々な世界で活躍している人たちはこの前進力を持ち続けてきた人。

 

また、がんからの生還者や逆境から這い上がってきた人は、前進力を蘇らすことが出来た人たちなのです。