先日のブログでも書きましたが、私の夢はがんから復活して元気になり、その体験を多くの人に語ることだったと書きました。

 

そして土曜日の講演でも少し触れましたが、更にそれを大きく膨らました、がんになった当時では妄想のような夢、それが「自分の本を書くこと」でした。

 

当時は鬱になって、ガンになって、仕事も百貨店の花形 デパ地下マネージャーから物流部門の平社員に降格し、何もかも失ったサラリーマンだったので、そんな夢は人が聞いたら100%妄想だと思ったはずです。

 

しかしその10年後、その夢は実現し、それ以降も3冊の本を出版することができました。

 

今日はそれはどうして?どうやって実現していったのか?を書こうと思います。


17年前、がんになって大きな手術、そして5年生存率20%という宣告をされたときにふと思ったこと。

それが、「ここから復活したら、もしかしたら本を書けるかも?」という事でした。

どうしてそんなことを思ったかというと、がんになった後の人生の目標を持ちたかったからに他なりません。

もちろん5年生存率をクリアするという目標を掲げることも出来ましたが、ただ5年間生きていたとしても、そのあとどうするか?というものが無ければ、生きたというだけで無意味な5年間になってしまうような気がしたのです。

それを言い換えれば、小学校に6年通って進学することを目標にしたり、頑張って○○大学に合格することを目標にしたとして、それを達成したあとはどうするのか?ということと同じではないのでしょうか?

また、もし5年間生きれなかったとしても、良い人生だったと言えるような生き方をするために、「本を書けるような人生」というものを意識して、毎日を生きるということを決めようと思ったからでもあります。

「本を書けるような人生」を解り易く言えば「普通の人とは違った人生」

普通の人と同じような人生だったとしたら、たとえ書いたとしても面白くも、感動もありませんよね。

そして、その時点までの自分の人生を振り返ってみたとき、「考えようによっては、みんな使えるかも?」と思えたのです。

学生時代はやんちゃで、三越に入り、プロボクサーになり、同期では最初に管理職になったが鬱になり、そしてガンになって、15時間の大手術をして人工呼吸器を付けられ生死をさ迷い、5年間生存率20%。

ここまででも、なかなか面白い人生だったのではないか?と思いました。

しかし、ここから本に書けるような人生にするためにはいったいどうしたら良いのか?

その答えが「織田さんって本当に楽しく、幸せそうに生きているなぁ」と言われること。

そして、「こんな人はあまりいない」珍しい人になる事でした。

それがあったので「ガンになって良かった、ガンなって幸せになった」と言えるようになることを目指して生きてきたのです。

それがあったので、生存率云々なんかどうでも良いし、たとえいつ死んだとしても「ガンになって良かった、幸せだった」と言える生き方をすることに拘り続けたのでした。

とは言っても、この先どう生きるか?

そこで自分の生き方のお手本としたのが、歴史上尊敬する3人。

織田信長、高杉晋作、坂本龍馬
です。

この3人の共通点は、時代を変えたということと、常識では計れない言動をしたということで、3人とも思いは達成できずに死んだが人生を楽しんだということだと思うのです。

また、高杉晋作の辞世の句「面白き事もなき世を面白く、すみなすものは心なり」を思いだし、自分も人生の最後にこの言葉を言えるようになると決めたのでした。

この句は「面白いと思えることのない世の中を面白く。それを決めるのは己の心の在り方次第。」

ガンになって楽しいと思えない人生を楽しくいきる。それが出来る,出来ないを決めるのはすべて自分の心次第。

その時から現在まで、私はどんな時でも「楽しむ心」を持つことを心がけています。

そして今間違いなく言えることは、この「楽しむ心」さえ持っていれば、どんな時でも楽しめるようになり、幸せになれるということ。

つまり、楽しいというのは事にあるのではなく、いかに楽しいという気持ちを自分が作り出すかというところに起因があるという事で、自分で「楽しめない」と思ってしまうことが「楽しいことがない」最大の理由ということなのです。

私はそんなことで歴史上の人の生き方と、自分の生き方を重ねあわせるようにしてきました。

だから、人一倍想いが強くそれを口に出し、唯我独尊的、猪突猛進、うつけもの、そして武闘派の一面もあるのです(笑)

しかし、そんな自分を貫き通すのって結構大変ですよね。

だから「本を書く」ということを目標にすることで、そのぶれない中心を持ち、ストーリを積み上げることが出来るように自分を仕向けたのでした。

そして、その「必ずいつか本を出す」という目標をずっと持ち続けたことで、実際にこれまで4冊の本を世に出すことができ、最終的には商業出版までたどり着いたのです。

その4冊の本はこちらです
↓↓

https://www.meguminokai.net/織田の著書/