ガンという病になったときや、これまでに経験のないトラブルや状況に陥ったとき、これからのことをあれこれと考えたり、情報を得たりすることも必要ですが、私は「臨機応変に生きる」という視点もそれ以上に大切だと思います。

もちろん今回のコロナウィルス感染症も今までに経験したことのない、想定外の出来事ですよね。

そんなときこそ、あまり考えずに「臨機応変」
 
「臨機応変」とは、状況に応じた行動をとること。
 
そして場合によって、その対応を変えること。
 
私は癌になって1年ほどは知識や情報を得たて、あれこれ考えてきましたが、ある時から杓子定規なものの考え方をするのは止めて、柔軟な思考で時と場合に臨機応変な対応をすることを心がけてきました。
 
どうしてかというと。
 
杓子定規はつまらなく、臨機応変は楽しいからです。
 
それはガンになって思ったこと。
 
人生何が起こるか?解らないのなら、良いも悪いもそれを変化だと捉えて、自分を変えてみれば人生が楽しいものに変わってきます!
 
ガンになったことは変えられないこと。
 
それだったら、自分を変えない限りは、現状は変わるはずがないと思ったのです。
 
そして私は自分を大きく変えてきました。
 
すると、自分を取り巻く環境が変わってきたのです。
 
そして、環境が変われば脳に入ってくる刺激が変わり、気持ちが変わり、心も変わってきたのでした。
 
それからの私は先のことをあまり考えずに、出来る限りその場に任せるようにしてきました、
 
それなので私は、講演会でのお話や、こうやって書いている文章も、人と会う時も、カウンセリングなども、ほとんどがその場対応です。
 
記憶や知識はほとんど必要ないのでとても楽なので、楽しいという感覚が湧き起こってきます。
 
そして不思議なことに、その方が結果も良いような気がするのです。
 
もしかしたら、それまではあれこれ先のことを考えていたから上手くいかなかったのではないのか?と思うようになりました。
 
だから再発するか?しないか?なんてこともまったく考えることはなくなったのです。
 
再発したときが臨機なので、その時の自分が何をどう変わればもっとも納得が出来るか?で考えればいいわけですから。
 
今考えたところで、自分や周りの状態も同じなんてことはないのですから時間の無駄だと思ったのです。
 
そんな経緯を経て、私たちの身に非常事態が起こったときに必要なものは、“臨機応変”な考え方や行動だと思うようになりました。
 
皆さんもあまり考え過ぎず、「臨機応変」に生きてみてはどうでしょうか?


私は来週からはボクシングジムも休みのようなので、春を感じて運動して、久しぶりに晴耕雨読かな?

そして、食う、寝る、遊ぶを充実しようと思います。

そんな感じで今を楽しむ心を持てば、生きるのが楽になります
よ‼️