人の人生に一番の影響力があるものってなんなのだろうか?


以前は人だと思っていた。


私自身、これまでの人生に中で人の影響で大きく変化してきたような気がする。


幼いころは親、友人、会社の上司、病になってからは以前の患者会の代表や治った人。


良くも悪くもそんな人たちの影響で人格を形成されたり、転機を迎えたりという事を繰り返してここまで生きてきたと思う。


しかしある時から、少し考え方が変わった。


私たち生き物に一番影響力があるのは、人より環境ではないか?と


これまでの人生で様々な影響があった人とであったほとんどは、環境が変わった時なのです。


そしてその変わった環境で出会った人に影響されて自分も変わっていくというパターンがほとんど。


つまり、環境が変わりそこでこれまでの違う人との出会いがあり、その人と過ごす時間が増えることで影響されて自分も少しづつ変化してくるということなのです。


なので、講演会やセミナーなどで、この人の言っていることは素晴らしいと思い感化されて行動や考え方を変えようと思っても、実際にこれまでと同じ環境に戻ると元の木阿弥になってしまいます。


どんなに影響力がある人でも1度や2度会って話を聞いただけで人はなかなか変わることは出来ないという事が解りました。


たまに1度会って話を聞いたことで自分の人生を大きく変えるきかっけができたという人もいますが、そんな人はその一度だけ聞いた話に基づいて自分で環境を変えるという事ができた人。


でもそんな素晴らしい行動力を持って人はそうはいません。


普通の人が変わる場合の多くは影響力のある人と過ごす時間によって変化する過程も変わってくるのです。


私の場合もそうでした。


高校に入学してであった新しい友人、人事異動で新しく出会った魅力的な上司、がんになって出会った諸先輩方。


自分が変わった時はすべて先に環境が変わっているのです。


そして大きく見れば人も環境の一部。


それなので変わるために大切なことは、どこで誰と一緒にいるか?


つまり、良い人が集まる、良い場の何にいることで人は変わることが難しくなるなるという事だと思うのです。


さらに大切なことは、その人や場が、これまでとは違うということ。


今の自分にない考えやまったく違う行動する人と関わり、今までとは違う場に行くことで、視野が広がり、行動も広がり、物の見方や考え方も変わり、行動パターンも生き方も変わるのです。


そうやって考えると、人が変われない理由が良くわかりませんか?


変わりたいと言って変われない人の多くは、何がきっかけが欲しいと本を読んだり講演会やセミナーを受けたりしているだけで、関わっている人や言っている場所、やっていることは変わらず同じ行動パターンをしているのです。


私はがんになって2年間は患者会には顔を出していましたがサラリーマンをしていたのでこれらのものは変わらず、「どうしてこんなに変えられないのだろう?」と悩んでしました。


しかし、辞めてからは自分の行く場や会う人を以前とは180度変えました。

すると不思議にそんなに変えようとしなくても、自然に自分自身が変わっていってしまったのです。


さらに患者会に深くかかわることにより、患者会の代表や治った人たち、そして患者さんたちと長い時間を過ごすことで、考え方や行動パターンも180度変わったのだと思います。


そんな経緯を経て、

場さえあれば、人は変われるし、病も治る!


自分の思考や行動パターンを変えたいけど、なかなか変えられないと感じている方は、ぜひ場とそこで過ごす時間を意識してみてください。


変わらない理由も見えてくると思うし、変える糸口も徐々に見えてくると思いますよ♪