「自分らしく生きる」


それはガンになって以来、私が追い求めてきた生き方。


そして私の様々な活動の中心には「誰でもが最後まで自分らしく生きられるような地域や世の中にしたい」というブレない中心や柱がある。 


この生き方、言葉で言えば一言だが結構難しい生き方でもある。

 

今の自分は本当に自分らしく生きているのか?

 

たぶん(笑)

 

そんなことで、今朝は私の思う「自分らしく生きる」という生き方を書こうと思います。

 

私はがんになって、自分らしく生きようと決めて、サラリーマンを辞めた。

 

かといって、サラリーマン時代に自分らしさがまったくなかったということはなく、

 

会社でも自分らしさを求めて働いていた方だと思う。

 

でも今、その時の自分が本当に自分らしかったか?と聞かれると、答えは「NO」

 

自分の立ち位置が会社の中にあったからだ。

 

私の思う“自分らしく生きる”とは?、別に好き勝手なことをすると言うことではなく、「自分の行動は自分で決めて、その責任を持つ」ということだ。

 

もちろんサラリーマン時代も会社での行動は自分で決めるようにしていたが、それは会社の中での話。

 

会社に行くという行為自体は自分で決めているようだが、結局は給料を貰うため。

 

給料がもらえなかったら行くか?といえば、たぶん行かなかっただろう。

 

また、責任も自分でとっているようだが、結局は社内での責任。

 

それは、会社という組織に守られているということ。

 

学生時代は自分の行動は自分で決めて好き勝手なことをやって自分らしく生きていたが、サラリーマンになって薄れていく自分らしさを取り戻そうとボクシングを始めた。

 

しかし、年を重ねる毎に仕事も忙しくなり会社にいる時間も長くなり三越マンという仮面をかぶるようになってきた。

 

そして、サラリーマンとして上に行けば行くほど組織という枠にはならなければいけなくなってしまう。

 

そして、いったい何のために仕事をしているのか?が解らなくなり鬱になった。

 

私の思うに、鬱になる人は「自分らしく生きたい!」という思いの強い人のような気がする。

 

そして癌になりこのままでは死んでしまうと思い群から離れた。

 

組織から離れて、得たものは“自由”

 

そして、“孤独”と“不安”

 

それは、守られるものがなくなったということ。

 

そんな孤独や不安を少なくするには、“自分で自分を守るしかない”と思った。

 

自分らしく生きるためには、自分の思いや考え方を信じる心と、ぶれない中心を持たなければいけないことが解った。

 

そしてもう一つ

 

自分を全体の中の自分、そして自分を中心にした全体というバランス感覚を持つも必要だ。

 

だから、その自分の物体としての源、身体を鍛えている。


存在している自分の身体を鍛える。


それを継続することで精神を鍛えていくことが、自分らしさを高めることだと思ったからだ。

 

自分らしく生きようとすればするほど、他人との関わりが大切になる。

 

自分らしく生きることで、他人との関係性を築くのは看板や後ろ盾がないのでサラリーマンの時より難しいと思った。

 

そんな経験をしながら送った13年間で一つ言えること。

 

自分らしさとは?

 

自分が自分を信じ行動をする勇気を持つことでしが得られないということだ。

 

すなわち、自分勝手に生きるということではなく、生かされている自分の命を何に使うのかという意識をしっかりもって生きるということだと思う。

 

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「自分らしく生きる」