人が生きていくうえで“信念”はとっても大切なものだ。


しかし、信念に支配されてはいけない。



信念に支配されるとはどんな状態か?



自分が正しいと思っているものをだけを受け入れ、他を排除する。


そしてそれを守るために無駄なエネルギーを使うという状態だと思う。



どうして、そう思うようになったのか?



何を隠そう私がそうだったからだ。



以前の私は、「ガンは自分の力で治すもの」という信念に支配されて西洋医学や三大療法を排除し、相当なエネルギーも使ってきた。



それで得たものは憤りや怒り、そして不満だった。



そんな経験を経て、“信念”に支配されるとどうなるか?


信念とは自分の考えなのに、自分の正しさを主張しだし、その考えを押しつける。


信念という言葉の元に他を寄せ付けず、自ら思考停止状態に陥る。



すると最後には同類ばかりが集まり、依存によって成り立つ集団ができあがり争いに発展する。



信念の戦い!なんでことに・・・・



では、信念なんて不要なのか?



やっぱり大切なものだと思うし、私は今も“信念”を持っていきている。



大切なことは「支配されないこと」



つまり信念を持つのは良いが「意識的に生きる」ことだと思う。



信念を変える勇気や覚悟を持つことだと思う。



私が“信念”を変えたときはたくさんの非難を浴びた。



急にそれまでと違うことを言い出したのだから当たり前だ。



しかし、それで支配という自分の拘束が外れとっても楽に生きられるようになり、“信念”の捉え方が変わった。



今私が思う信念とは?



「信念とは結果」


つまり自分の信念を作るために行動をして、出てきた結果を“信念”とするのだ。



すると信念は意識によって変化するし、自分の行動を伴うのでブレなくなる。



そしてそれが自分の未来をより良く、望んだものにしてくれるのだと思う。