私はがんに関わる活動を17年近くしてきましたが、最初の頃の一番の疑問は同じことをやっていても良くなる人と、ならない人がいるのはどうしてなのだろうか?ということでした。


そして行き着いたのが、手段ではなく「心」だということ。


今朝はそこに行き着いた結論を簡単ですがコラムで「治すのは心」


がんや病になったとき多くの方が「玄米菜食」や「お手当」などの自助療法をされます。


しかし、いくら徹底していても良くならない方、なーんちゃってでも良くなっていく方がいます。


その理由は?


一言で言えば「何をするか?も大切だが、どういった心でするか?が大切」ということです。


食べ物やお手当が病を治すのではありません。


病を治すのは患者さん自身。


だからこそ、食べ物を変えるより、食べ方を変えることが、


お手当をすることが大切なのではなく、体への向き合い方が大切なのです♫...


私もがんになった当初は、「治すための食事療法でありお手当」でした。


しかし、ガンの患者会の活動をしていて「食」のあり方に関心、いや疑問を持ったことがきっかけです。


患者会では三大療法を否定して、自然療法(自助療法)を推奨し、そしてそのほとんどの方が食事療法やお手当を取り入れていました。


しかしその結果は?


というと進行は遅くなったり一時的にとまったりはしますが、良くもならない患者さんが多いのです。


中には悪くなる患者さんもいます。


ガンという病の場合、悪くならないだけでもいいのかもしれません。


しかし「食事療法」や「お手当」は治すためにやっているはず。


「どうしてだろう?」それが私の疑問でした。


そして多くの患者さんと接していて良くなる人の共通点が見えてきました。


それは、栄養素や何を食べているかではなく、「食べ方」にあります。


「おいしく・ありがたく・たのしく」食べているのです。


私達は一日、少なくても3回は「食べる」という行為を行なっています。


たとえば、食事療法を「なぜこんなものばかり食べなければいけないのだろう?ガンになってしまったせいだ!」と嫌々食べていたらどうでしょうか。


それは少なくとも1日3回とても嫌な思いをしたり、気分が落ち込んだりするはずです。


中には「生きている楽しみがなくなってしまった」といわれる方も少なくはありません。


ガンになった人に原因はなんでしたか?と聞くと多くの方が「ストレス」といわれます。


「ストレス」の多くは、意向と現実のギャップから生まれます。


「本当は仕事なんかしたくはないが、家計のためにしなければならない」


「自分の時間が欲しいが、亭主や子供のことをしなければいけない」などなど。


「~しなければならない」が多くの原因です。


そのストレスが原因でガンになって、治そうとするときに、「本当はおいしいものを食べたいが、こんな食事をしなければいけない」というストレスを新たに発生させて治ると思いますか?


それも1日3回も。


お手当も然り


これまで散々体を痛めつけてきたという現実を見ずして、治すことなんて出来っこないのです。


ガンを治すうえで大切なことは、皆さんも知っていると思いますが、副交感神経を優位にさせて、リンパ球を増やすことです。


なのになぜ、治すために交感神経が優位になってしまうようなことをしているのでしょうか。


その答えは「動機」です。


多くの人は、ガンから逃れるために、ガンを攻撃するために「食事」や「お手当」を使っています。


いわば武器のようなもの。


そしてそれは、ガンを切り殺す「手術」、毒殺する「抗がん剤」、焼き殺す「放射線」まったく同じだと思いませんか。


すべては逃げたり、攻撃したりするガンという悪者から逃れるための「マイナスの動機」です。


しかし治すために必要なものは、楽しいものを手に入れる「プラスの動機」です。


「食事を変えること」で幸せが、手に入ると思えば、その食べ物は「ありがたいもの」と感謝できませんか?


「これまで自分でさんざん痛めつけてきた体を、自然のものが癒してくれると思ったら感謝できませんか?


即ち食べ物が幸せの源と思って「おいしく・ありがたく・たのしく」食べる事

お手当が体の機能を戻す力を貸してくれると思えば「有り難く感謝」してやることなのです。


その結果としてガンが治るのです。


ガンになった人の多くは、ガンになる前は自分の欲望のまま必要以上に、美味しいものや、お酒をたくさん飲食し、体の声を無視して頑張っていたのではないでしょうか?


体は悲鳴を上げているのに。


私自身も、百貨店の食品部門で働いていたので、高カロリー・高たんぱく・高脂質の美味しい物を腹いっぱい食べ、浴びるようにアルコール依存症になるまで酒を飲み、体に鞭打って頑張ってきました。


だからこそ、いま体の声を聞くことを大切にしています。


「食事療法」や「お手当」の本質はガンや病を治すためではなく、


今までの自分を改め新しい未来を手に入れるためには食べ物を変えて、傷めてきた自身の体に愛情を与えてあげなければいけないと気付く必要があるのです。


食い改めるとよく言いますね(ちょっと違いますけど(笑)


「食べる」ということは生きるうえで必要不可欠なものです。


しかし、多くの人はそんなことを考えずに空腹を満たすために「義務的」に食べてしまっているのではないでしょうか。


私達の体はすべて口から入れたもので出来上がっています。


とすれば「何を食べるのか」はとても大切なことだと思いませんか?


そしてその食べの物のほとんどは自分が作ったものではありません。


生きていくために必要不可欠なものを他人が作ってくれている。


そして自然が作ってくれていると感じたら感謝できませんか?


だから「食事療法の本質」それは普段の食事に「おいしく・ありがたく・たのしく」を取り戻すこと。


「お手当の本質」それは、これまで鞭打ってきたことに「ごめんなさい、許してね、ありがとう」という気持ちを持つこと



すなわち、自然を、他人を、そして自分を愛することに気付くことだと思います。