私はあるときから、健康な状態を取り戻すには「幸せ感」が必要不可欠で、その状態になったときに生まれる力こそが、ガンを治す力だと思っています。
今日は、どうしたら幸せな状態になれるのか?
私がガンになってどうやって「幸せ感」を得たのか?を書こうと思います。
私は、がんの管理学「キーワードは幸せになる!」という小冊子を書いていますが、このタイトルにしたのは、癌になったとき多くの人は、苦しみや不幸という方向に向かって生きてしまうという現実があり、それが治らない最大の理由だと思ったからだ。
そして、がんを治すためには、がんに向かわず幸せに向かって生きるという方向に向かうことがとっても大切だと思うからです。
しかし、突然目の前に現れたがんはあまりにも大きく視界を妨げてしまうので、どうしても目を開ければがんが見えてしまうというのが現状なのです。
私もがんになった当初は頭では解っていたが、幸せに向かう事なんて出来るはずもなかった。
その理由は「幸せ」な自分という存在があまりにも遠い向こうのものになってしまい、どうしたらそこに向かっていけるのか?が皆目見当がつかないという状態だったのです。
でも、がんに向かってはいけない・・・・
そこで、私がやったことが、患者会のボランティアでした。
当時は幸せを求めてなんて考えはなく、ただ今の自分に出来ることをやろうという視点でした。
そうした理由は止まっていると不安で不安で、いてもたってもいられなかったから。
そんな状態で患者会のボランティア活動を初めてみると、自分がなんらかの役にたっていることに喜びを感じるようになってきたのです。
そして、その喜びを更に膨らませていった結果、遠くにあった「幸せ感」が徐々に近い存在になってきました。
自分がとっても大変なときに人の役に立つことなんて考えられない、と思う方は多いと思います。
しかし、そんな時だからこそ、人の役に立つことで一人で立ち回るよりもっと大きな力を得るようなきがします。
もし、私がまだそんな時期ではないといって患者会の活動をしていなかったら、今の私はなかったと100%言い切れます。
がんを治す大きな原動力は「幸せ」そして「愛」
これらの力を得たいのなら、与える側の人間になることが一番手っ取り早いと思います。
与えたものが受け取るものなのです。
そして「幸せを感じる」一番の近道は、人の役になっている、自分を感じることだと思います。
そして、この幸せ感こそが、常識を超える力となるのです。
私が現在、NPO法人ノーマカフェでこうやって様々な活動をやっているのは、幸せ感を得るためと、それを感じられる人を増やしていくため。
それがこの世の中をよくする最善の手段だと思っているからなのです。