失敗は成功の元

＂失敗は成功のもと”という諺はあるが、私は＂成功ほどの失敗はない”と思っている。

それは、何を持って成功とするか？ということもあるが、＂成功した”と思った時点でそれは失敗だと思うのだ。

私はこれまで様々なイベントをやってきたが、一度として成功したと思ったことはない。

たくさんの人が入って、とても良いイベントになったとしても、表向きは大成功だ！とは言っているが

あれをしておけばよかった。

もっとやることがあったはず。

と本心では思っている。

例えば映画の上映会で2000人の会場で2000人以上の人を集めたとする。

これは普通で考えたら＂大成功”だ。

しかし、私はもっと大きな会場を借りておけばもっと多くの人に鑑賞していただけたのにと思う。

とは言っても、失敗したとは思っているのではなく、成功はしていないと思うのだ。

私にとっては成功の対義語が失敗ではない。

成功も失敗も現象ではなく人が頭で考え作り出すもの。

クリエイトなのだ。

＂成功”とは慢心以外の何ものでもないと私は思う。

成功はそこで終わるが、失敗は次につなげることができる。

だから成功なんてしたくもない。

楽しみも終わってしまうから。

だから成功と思うことが私にとっては失敗なのだ。

やっぱ俺ってひねくれものなのかな？（笑）