私が生きるうえで決めていることの一つに「計画を立てない」というものがあります。

これは常識でいえば「有り得ない」

「そんなことをしていては生きていけないし、うまくいくはずがない」というのがもっぱらの意見だと思います。

しかし、不思議なことにそのほうが上手くいくのです。

6年前、癌になり5年生存率20%前後、再発したら余命半年という現実を知りました。

まったく先のことが見えず真っ暗闇。

そんな中から自分の生きる灯火を見つけることができたのは、「先を見ずに、現在を生きる」と決めたからなのです。

がんという病が治らない原因は「先を見てしまうから」

そして見えないことに恐怖や不安を感じて心が病んでしまうことで、治らなくなってしまったり、再発してしまったりすると思います。

未来は現在の積み重ねでしかありません。

つまり「今をどう生きるか?」によって「未来がある」のです。

私は、今恐怖や不安の中で生きているからその通りになる。

ならな、今をワクワク生きれば、ワクワクした未来があると思ったのです。

それからは、計画を立てないようにしました。

只々、今ワクワクするほうに進もうと決めたのです。

すると不思議なことにすべて上手くいくのです。

とはいっても、最初からではなく結果として。

起こったときは、「しまった!」と思うことは多々ありました。

でその失敗をワクワクに変える方向に進むことで結果として上手くいくことに気付いたのです。

とはいっても、ワクワクして生きるとは決して楽をすることではありません。

苦労や苦しみもワクワクする方向に向けることだと思います。

そんな生き方をしていて「目標や計画」を立てることの弊害に気づきました。

多くの計画は、苦しみや不安を生み出します。

私の場合は、人生設計やこれからどうする?と考えることでした。

そんなことを考えたって思い通りになるはずがありません。

たとえ癌にならなかったとしても、人生一寸先は闇ですからね(笑)

だから「行き当たりばったり」と決めたのです。

すると、そこには今までには思いもよらない新しい可能性が芽生えました。

めぐみ農場なんてまさに「行き当たりばったり」だったから現実になったのです。

計画を立てていたら、何年先だったか?

と言うより、不可能ですよね。

そんな経験を通して今思うのは

「計画を立てることは、他の可能性を排除すること」では?と言うこと。

計画を立てれば、計画以外のことには目が行かないし、やろうとはしなくなってしまいます。

その結果、新たな可能性が身近に来ていたにも関わらずやり過ごしてしまう。

だから私は「計画を立てるからうまくいかない」と思うのです。

こんなことはまったくの常識外ですね。

私も正しいとは思っていません。

だからこそ、この仮説を自分の人生を通して検証してみようと思っているのです。

さあ、どんな答えが出るのか?

みなさんも、めぐみ農場のこれからを見ていてくださいね!

また、ワクワクしてきたなぁ~