私は癌になる前は「三越」という看板を背負って生きていました。

そして癌になってからは「患者会」という看板。
その後自分で設立した「日本がんマネジメント協会」という看板。

そして今は看板=組織

そう、知らず知らずのうちに「看板があっての自分」「組織があっての自分」という意識ができてしまっていたのです。

しかしあるとき、看板は虚像ではないか?
自分を大きく見せるための道具であり看板に依存すればするほど自分が失われる。

看板に恥じぬ行為
看板を守るために・・・

は自分を自分らしさを削れということでは・・・

そして人は仮面をつけ次第に仮面をつけたことも忘れてしまう。
本来の自分は?

看板と自分との乖離がこころを病ます。
企業や団体、教育、倫理、道徳、宗教も・・・・

とはいってもそれが悪いと言うわけでない。

大切なことは、まずは自分ありきと言うこと。
看板に頼らない自分の生き方というものを持つことが大切だと思うのです。

自分-看板=自分らしさ

自分らしく生きようとすると組織や看板は弊害になってしまう。

私はこれからの人生、素の自分で生きていこうと決めました。
日本がんマネジメント協会も一般社団法人という組織を解散して、織田英嗣そのものの活動としていく予定です。

そして“めぐみ農場”は看板や組織ではなく「場」にしたいと思っています。
集う人すべてが素の自分で有れる場

それ“自然”というもの。

そんな場があったらワクワクしてきませんか?