人生は自分の思うようになることはほとんどありません。

しかし、どんなことが、起こったとしても、その時の気持ちや考え方次第では、その出来事は良い結果を導き出してくれると、私は思っています。

パニック障がい、鬱、癌、すべて突然訪れた出来事でしたが、すべて良い結果を導き出してくれています。

だから緑内障による視力障がいも、おなじ思考てあれば、決して悪いことにはならないと思っているのです。

今日は私が、そんな思考になっていったさわりに少しふれたいと思います。

 私は以前、とても怒りが多い人間でしたが、その理由は「自分の思い通りにしたい!」という意識がとても高かったからだと思います。
 
それはガンになってからも、けっこう根強くのこっていました。
 
まぁ、今でもそんなところは残ってはいますが、以前と比べると本当に少なくなったと自分では思っています。
 
私が変わったきっかけは、西尾市でめ自然栽培の農業を始めたことが大きかったと思います。
 
その農場は名古屋ドーム2個分くらいの広大な農地があり、そこで農薬や肥料を使わずに野菜を作ろうというわけですが、まったく思ったとおりにはなりません。

そこで学んだのは、思ったとおりにならないと考えたらストレスや怒りが発生しますが、思ったとおりになるはずがないと思えば「まっ、いいか!」となるということ。

そもそも、自然は素晴らしいものですが、決して自分の思い通りにはなってくれません。

それが自然というもので、思ったとおりにならない自然そのものを受け入れることが自然栽培であり自然栽培的な生き方なのです。

そして、それを思ったとおりにしようとするのが、現代農業であり現代人の生き方。

その結果が・・・・・・・病、戦い、滅亡への序曲となっていきます。

逆に思い通りにしようとせず自然に委ねると、そのゆとりがストレスをなくし、優しさ、分かち合いの心を生みます。

また人間自体も自然の一部と考えれば、他人を自分の都合よく変えようとすることもなくなり生きることが楽しくなる。

だから、私は自分の行動指針のひとつに「計画をたてない」というものを入れてここまで生きてきました。

計画を立てるから、思い通りにしようとして、できないとなるとストレスや怒りを生みます。

さらに計画通り行動することで視野が狭くなり楽しさがなくなる。

そして最終的には様々な可能性を放棄することなってしまう。

では計画を立てずに私はどうしているかというと、

その時決める

それは過去ではなく今!

一番最先端(旬)の自分で決めるのです。

行き当たりばったり、これが結構うまくいくし、楽しい。

これって想像したら結構楽しそうだと思いませんか?

そんなことしたら、、、
 
なんて思う人も多いと思いますが、たぶん最初はあまり良い結果にはならないかも知れませんが、私の経験では最終的にはそれが一番うまくいく方法だとおもいますよ。